横山光輝『三国志』と日経新聞がコラボ 周瑜「ブ…ブレグジット…」

漫画界の巨匠・横山光輝が描いた『三国志』(以下:横山三国志)が日本経済新聞電子版とコラボレーション。

作品のセリフを経済用語に置き換えた広告が都内の地下鉄駅ホームに掲示され、ファンならずとも注目を集めている。


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■横山光輝版『三国志』

『鉄人28号』『仮面の忍者 赤影』など数々のヒット作を世に送り出した横山光輝。

1972~87年にかけ潮出版社 少年ワールド・コミックトムなどで連載された『三国志』は、吉川英治の小説を礎に独自の解釈を織り交ぜて描かれた作品。

蜀の皇帝・劉備を主役に、黄巾の乱から蜀の滅亡までを描ききった。三国志漫画の先駆けであり、現在も形を変えて再販を繰り返す金字塔だ。

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■コラージュ素材として秀逸

横山独特の絵柄、表現がコラージュ素材として適していることから、ネットでは以前からセリフを改変したコラ画像が氾濫していた。

日経新聞電子版の広告でも同様に、印象的な一コマを切り抜き、セリフを経済用語に置き換えるコラージュをほどこしている。

しらべぇ取材班でツイッターに投稿された広告を集めてみた。

一目で横山光輝とわかる絵柄と経済用語の組み合わせはインパクトが強い。それでも違和感なくすんなりと受け入れられ、横山三国志の懐の深さを感じるネットユーザーが多いようだ。

また、横山三国志のコラージュ画像を以前よりアップロードしていた有名なネットユーザーは「本件に関わりはない」としながら、さっそく広告に似せた画像のツイートを量産していることも話題だ。

日本人のDNAに刷り込まれている横山光輝の画風だけに、大きな反響に繋がった今回のコラボレーションは、ナンバリングから全50種類は存在すると想定される。

地下鉄を利用される都内近郊の方は周囲に目を配って探すのも面白いかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・サバマサシ

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サバマサシ

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