完全個室夜行バス「東京〜大阪」初登場!片道2万に高いと厳しい声も

2016/12/25 18:30

関東バス株式会社が業界初となる完全個室型の夜行高速乗り合いバス「DREAM SLEEPER(ドリームスリーパー) 東京大阪号」の運行を発表。

狭い空間に長時間の移動…夜行バスの不便さを解消するバスの登場にネットがざわついている。

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(車内通路イメージ:黒を基調とした落ち着いた内装)

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■業界初となる画期的バス

車内全11席を完全個室化。プライベート空間を実現し「ホテルに宿泊している感覚」で、東京大阪間をつなぐのが「DREAM SLEEPER 東京大阪号」だ。

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(車内シートイメージ:個室内にはゆっくりと足を伸ばせるリクライニングシート)

東京池袋駅と大阪なんば/門真車庫間を上下線各1日1本運行。それぞれ21時~22時過ぎに出発し8時間ほどで目的地へ到着予定。

運行開始日は2017年 1月18日、予約開始は2016年12月26日13時から。乗車券は発車日の1か月前の午前9時より購入できる。

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■夜行バス利用者の反応は?

利用者にとってストレスなく移動可能な新たなバスの登場にしらべぇ取材班で反響を調査したところ、料金設定に賛否が巻き起こっている。

「DREAM SLEEPER」の通常料金は東京大阪間で片道大人20,000円、子ども15,500円。運賃に座席料金が11,000円追加されることで夜行バスにしては高額な料金設定となってしまったからだ。

https://twitter.com/big0731/status/812243490088173572

新幹線「のぞみ」であれば東京大阪間を2時間30分ほどで移動でき、料金も普通席で14,000円前後、グリーン車でも20,000円以下となる。

同区間、通常の夜行バスであれば料金設定は3,000円~10.000円以下。「料金の安さ」こそ夜行バス利用者が重要視する点だ。「この料金なら長時間移動のつらさも仕方ない」と納得もできるだろう。

コストパフォーマンスだけを考えれば、8時間かけて20.000円の料金を要する「DREAM SLEEPER」は分が悪い。

しかし、利点ももちろんある。利用を望む人の意見を集めてみると…

日中は移動できないが、朝一番で現地には着いていたい。仕事やプライベートでもこういった状況は往々にして起こりえる。

そのような際の強い味方が夜行バスだが、なれない環境でよく眠れず、疲れを残したまま用事を済ませるのはつらいものだ。

「DREAM SLEEPER」であれば、ゆったりと身体を休めながら、朝には現地に到着できる。

夜行バスしか利用できないが座席に長時間座り続けるのは難しい利用者にとって「DREAM SLEEPER」は値段以上に価値のある移動手段となりえるだろう。

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(文/しらべぇ編集部・サバマサシ

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サバマサシ

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