二次元キャラを生涯の伴侶に?バーチャル美少女ロボ『Gatebox』発売
■バーチャルホームロボットとは?
バーチャルホームロボット『Gatebox』は「クレイジーなものを作り、クレイジーな人を応援する」IoT製品の企画・開発会社「ウィンクル」により生み出された。
カメラやマイク、人感センサーなどを備えた本体は、幅220mm、奥行360mm、高さ520mmと置く場所をとらないコンパクトサイズ。
本体後部からプロジェクション箇所にホログラムを投影し立体感のあるキャラクターを表現している。
映し出されるのは、ラブプラスやときめきメモリアルのキャラクターデザインを担当した箕星太朗氏が手掛けたオリジナルキャラ「逢妻ヒカリ」。
ヒカリとのコミュニケーションは3種類。
主人の動きや時間に合わせて自律的に話しかける「Active」。主人の言葉を認識して返事をする「Talk」。主人の帰りを待ち、チャットアプリでメッセージのやりとりをする「Chat」。
同社サイトで予約後、2017年12月発送予定。価格は298,000円。初回販売個数は300台程度。すでに「購入者の希望するオリジナルキャラへの変更」など要望も多い。
簡単な会話、主人の帰宅時に自室の電気をつけての出迎えなど、現段階ではできることは少ないが、今後のアップデートで大きな進化を果たすだろう『Gatebox』に期待が高まっているようだ。
■二次元愛好家の意見は?
しらべぇ取材班は二次元キャラ愛好家の20~30代独身男性に話を聞いてみた。
「サイズが小さすぎる。等身大なら(購入を)考えた」
「30万円は高い。インテリアとしてなら買うかもしれないがそれでもちょっと…」
「アニメキャラとか自由に選べるならアリ」
「脱がせられないの?」
「未来っぽくていいけど嫁ではない」
意外にも否定的な意見が多く、話を聞いた中でもろ手をあげて「購入する」紳士はひとりもいなかった。
しかし、ツイッターでの評判は上々だ。
Gateboxのために宝くじあてよ
— ✨ややチノ🚩yayachi (@Yy_7Fm) December 20, 2016
Gatebox買おうか悩む
— ペぇさん🐤 (@Foxy_Evenclga) December 20, 2016
バーチャル相手にどうのこうのという議論する気は全くなくて、誰かが家で待ってくれてるっていうコンセプト、本当にいいなーって、素直に思う。
Gatebox – Virtual Home Robot [PV] https://t.co/9Wt21fcdbs
— 朴基浩 KihoPark 박기호/「包茎」についてのドキュメンタリー制作中 (@kihopa07) December 20, 2016
画面上に映し出されたお気に入りの二次元キャラを「俺の嫁」と紹介する紳士がネット上をにぎわせるクリスマスがやってきた。
しかしそれは紳士からキャラへの一方的な愛情表現。キャラが紳士を愛しているかは不明だ。
ただ『Gatebox』は違う。二次元キャラの感情、想いを感じることのできる可能性を秘めていると考えれば、30万円は決して高くないのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・サバマサシ)
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