電話連絡ばかりだと「仕事できない認定」?メールを望む割合は

ITの発達により、メールの利便性は高まっている。スマートフォンの普及率も上がり、通話代よりもネットの接続代が高い人も多いだろう。

さらに、メール中心の仕事になっている人には、電話がかかってくること自体、いやがる人が増えているようだ。

そこで、しらべぇ編集部では、全国20代~60代の男女1,362名を対象に連絡方法に関する調査を実施した。

(beer5020/iStock/Thinkstock)
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■電話より「メール」派は3人に1人

「連絡は電話よりメールやメッセージアプリでほしい」と回答したのは全体の36.8%。3人に1人は文字やスタンプですませたいと考えているようだ。

男女別では女性の割合が高く、11ポイントも差がついている。

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世代別では、20代~40代女性が全体平均より高く、電話派とメール派がほぼ互角。仕事に家事に子育てにと忙しい世代は、とくにメールでの連絡がありがたいと感じているのだろう。

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■20代・50代男性は電話派優勢

一方で20代男性と50代男性は全体平均より10ポイント以上低い。

50代男性が社会人になったころは、まだ仕事で電話をフル活用していた時代である。メールを打つのにも時間がかかってしまう人が多い世代でもある。

しかし、20代男性はデジタルネイティブ。学生のころから携帯やメールを使いこなしている世代だが、男女差は大きい。

地元の仲間や家族の絆を大切にする若い世代は、メールよりも声が聞こえるリアルタイムな電話のやりとりを好む傾向がありそうだ。


年代や性別で大きく差が出る電話vsメールの問題。

友人に連絡するように仕事も電話で関係性を保っていると思っていたら、取引先には「仕事ができないやつ」認定されていた…ことのないように、TPOをわきまえた連絡手段をとりたいものである。

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(取材・文/しらべぇ編集部・小河 貴洋

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2016年11月25日~2016年11月28日
対象:全国20代~60代の男女1362名(有効回答数)

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小河 貴洋

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