飲み会の幹事6割がやりたくない…口だけ出す人が面倒すぎる
12月は忘年会のお誘いが増えてくる時期だが、その裏で幹事たちは頭を悩ましながらプランを練っている。
しらべぇ編集部は全国20〜30代の飲み会に行ったことがある男女1,088名に「飲み会の幹事について」の調査をおこなった。「飲み会の幹事はできるだけやりたくない」と答えた人は、全体で69.8%。
幹事を誰かに頼むときは、大半の人が嫌がっていることを前提に考えたほうがよさそうだ。
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■幹事は若手の役目?
性年代別では、どの年代でも男性よりも女性が多い割合である。
女性のほうがエスコートされる場合が多く、集まりを仕切るのに慣れていないのも一因にありそうだ。
まだ年代別では、男女ともに20代が6割と少なめになっている。
「部署では一番下なので、自分がやるしかないと思っている。積極的にやりたくはないけど、仕方がないかなと」(20代男性)
幹事は若手の役目になっている会社は、今でも多いようだ。
■頑張って準備したのに必ず文句が…
幹事を嫌がる要因のひとつとして「せっかく準備しても、必ずといっていいほど不満が出る」というものがある。
「なにひとつ手伝わないのに、口だけ出す人がいる。それだけいろいろ言うなら、自分でやれと言いたい」(30代男性)
「会社の忘年会で上の人たちも来るから、それなりのお店を予約。いつもうるさい先輩に、『こんな高い店じゃなく、チェーン店なら安いのに』とチクリ。状況を踏まえて考えてよと思った」(20代女性)
このような人がいると、幹事は罰ゲームのようなものになってしまう。
「多くの人が集まると、全員が満足する内容にするのはむずかしい。なので上司など中心人物に合わせて、お店選びなどをするようにしている」(40代男性)
■お酒が飲めないのに…
お酒が飲めない人は、8割以上が幹事をやりたくないと回答している。
他の人たちが飲むためのお店探しを、飲めない自分に頼るなと思うのは仕方がない。
「うちの会社の幹事は、持ち回りなんです。僕は飲めないから、どんなお店がいいとかがわからない。友達にお店を教えもらうなどして乗り切っているけど、もっと適した人がしたほうがいいんじゃないかと思う」(20代男性)
あれこれ言われずに素直に楽しんでくれることが、嫌々ながらも引き受けた幹事にとってはありがたいことだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年11月25日~2016年11月28日
対象:全国20代~60代の飲み会に行ったことがある男女1,088名 (有効回答数)
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