トレンドの「毛の生えた素材」は来年までイケる!スタイリストが詳しく解説
2016/12/01 08:00
■ファー素材の取り入れ方
いわゆる毛皮のコートのようなアウターから取り入れてしまうと、クセが強すぎて手持ちのワードローブと合わないことが多いファー素材。
こういう毛足の長い素材は、服よりもまず小物からコーデに組み込んでみるのがやりやすいです。たとえばこういうクラッチバッグ。
なんかは、面積が小さくどんなコーデにも合わせやすくて優秀です。どうせなら無地より柄やアニマル系のファー素材を選んで、シンプルコーデにアクセントを加えてみるとよいでしょう。
他にもトレンドのベレー帽などのヘッドアクセや、靴などの小物から取り入れてみるのもオススメです。(参考記事:『コレさえあればオシャレに見える、2016秋冬3種の神器とは?』)
■ベロア(ベルベット)のコーデのコツ
ドレッシーなイメージが出せるベロア素材は、ふんわり女性的なドレープ感を活かすのがキモ。となれば、まず間違いないのはワンピースタイプですね。
裾の生地分量が多めのタイプなら、歩くたびにベロア独特のツヤ感が女っぷりをアップしてくれること間違いなしです。
パンツなら太めのバギーパンツがいいですね。光があたるとベロア特有の陰影があらわれて、一味違った雰囲気を醸し出せます。
お行儀いいベロア素材には、ハズシ感覚でスニーカーを合わせるのもオシャレですよ。
■コーデュロイを野暮ったくなく合わせる
田舎っぽく見えがちなコーデュロイ素材も、今年は絶妙なオシャレカラーが出そろってますからぜひトライしてみてください。
まず最初はどんな服とも好相性な定番、コーデュロイスカートから。気を付けたいのが「台形スカート+細コーデュロイ」、この組み合わせは一番野暮ったくなりがちなので、上級者以外は避けた方が無難です。
台形でなくタイトやミモレ~ロング丈、畝(うね)は太めをチョイスすればダサ見え回避可能です。ウエストや裾にデザインの入ったものもオススメ!
素朴なあったかみのあるコーデュロイ素材は、トップスよりもパンツやスカートなどのボトムスに取り入れるのがやりやすいです。
レディスはもちろん、メンズコーデにもいけるので試してみてください。
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(文/久保田フランソワ)
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