『ローカル路線バス乗り継ぎの旅・特別編』出演者が判明 キャスト交代の布石か
テレビ東京の看板バラエティ番組『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』。太川陽介と蛭子能収、そして女性ゲストの3人が路線バスと徒歩のみでゴールを目指す人気シリーズだ。
太川陽介のきっちりとした仕切りと蛭子の傍若無人な振る舞い、ハラハラ・ドキドキのゲーム性が好評。安定した視聴率を獲得している。
■出演者を変更する特別編を放送
そんな同番組の特別編が放送されることが判明。これはテレビ東京本社移転を記念したスペシャル企画で、蛭子・太川ではない出演者が路線バスで旅をするという。
ネット上では様々な憶測が飛び交い、「大鶴義丹と唐十郎とマルシア」、「レッド吉田と具志堅用高と河西智美」、「伊集院光と松村邦洋と渡辺直美」などが噂された。
注目の出演者は俳優の田中要次、直木賞作家の羽田圭介、元AKBの宮澤佐江の3人。いつものルールで熱海から金沢まで路線バスを乗り継ぎゴールを目指す。
ネット上では旅人が代わることで番組がどのような変化を見せるのか注目する声が。
路線バスの旅…太川陽介&蛭子能収以外の出演者でやるってちょっと楽しみ。
ただしあくまで特別企画ね。
太川陽介&蛭子能収コンビは永遠で、ね♪— ホッシー (@hossy5) November 10, 2016
ついでにローカル路線バスの旅、特別編ちょっと期待している。太川蛭子コンビは絶品なのだが、だからと言って他の挑戦者を拒否することも無いだろう。
— sonnet (@sonnet_gz) November 7, 2016
■リニューアルへの布石?
2007年にスタートした『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』は現在24回放送。当初はバスがつながらない場合のタクシー利用が認められるなど緩い雰囲気だったが、現在はバスと徒歩以外の移動は原則禁止に。
そのため毎日5kmから10km程度歩くことも多く、69歳の蛭子と57歳の太川が苦悶の表情を浮かべているシーンがたびたび画面に映しだされる。
視聴者はその様子をみて「ガチ」であることを再確認するのだが、蛭子は来年70歳となるだけに「そろそろ交代させてほしい」との声も存在。
また、24回の放送でルートをほぼ制覇していることやマンネリ化も進んでおり、今回の特別編は出演者交代を含めたリニューアルの布石ではないかとの説もある。
■それでも蛭子・太川の人気は高い
しかし番組をこよなく愛するファンからは、あの2人でなければ面白くないとの声が根強い。
https://twitter.com/kidai000/status/795934046396088320
とくに蛭子のように嫌味なく傍若無人なキャラクターを継承できる人間は皆無。しらべぇ編集部の調査によると「蛭子能収と路線バスで旅をしたい」と考えている人は20代男性に5割存在。
この割合をみても、蛭子が高い支持を受けていることがわかる。仮に引き継ぐとしても、2代目は大変なプレッシャーを受けることになるだろう。
テレビ東京側はあくまでも特別措置としており、現在のところ交代の予定はない。やはり蛭子・太川コンビでなければ、この番組は成立しないということかも…。
注目の特別編は26日夜6時30分から放送される。
・合わせて読みたい→「ローカル路線バス」一緒に旅をするなら太川と蛭子どっち?
(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20代~60代の男女1365名(有効回答数)
・合わせて読みたい→有吉弘行、アルツハイマー発覚の蛭子能収に「復帰して頑張ってほしい」