少年マガジンが「袋とじ」で過激な性描写 賛否両論も内容には賞賛の声

週刊少年マガジンで『ドメスティックな彼女』が袋とじで掲載。「エロすぎる」と話題になっています。

ドメカノ

少年向け漫画雑誌として高い人気と知名度を誇る『週刊少年マガジン』。

11月16日に51号が発売されたのだが、この号には袋とじが存在。これがネット上で話題になっているようだ。


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■グラビア……ではなくマンガの袋とじ

袋とじと言えばヌードグラビアなどが定番だが、この号はマンガ。同雑誌で連載中の『ドメスティックな彼女』(作:流石景)がその正体だ。

しかも、それがかなり過激らしい。通常、少年向けマンガでは性描写は自粛される傾向にあるが、この袋とじでは主人公・藤井夏生とヒロイン・橘瑠衣の濃厚なラブシーンが、16ページに渡ってひたすら描写されている。

あまりの過激さに大きな反響を呼んでいる様子で、当然のように「少年誌なのにどうなの?」「もはや青年誌だ」などの疑問の声も寄せられているよう。

しかし、作者の流石景は以下のようにツイート。子供への悪影響はないよう、配慮して描いていることを述べた。

実際、読者からも「ただエロいだけでない」という声が出ているようで、内容については賞賛の声を多数確認できる。

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■部数回復に効果も?

1997~98年に、400万部を超える発行部数を記録した同誌だが、スマホの普及やデジタル配信などの影響で年々減少。

今年7~9月には平均99万5017部と、100万部を割り込んだことが大きく報じられていた。

そのニュースから時間をおかずに今回の「袋とじ企画」。ネット上ではこの企画目当てに購入する人の姿も数多く見られ、部数アップに貢献していそうだ。

漫画雑誌

ちなみに、しらべぇの調査では「定期的に購入している漫画週刊誌がある」と答えた人は、全体の6%に過ぎなかった。

さすがに今回のような企画は何度も成立しないだろうが、衰退する週刊誌の世界において、新しい試みであることは間違いない。


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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2016年2月20日~2016年2月24日 
対象:全国20~60代の男女1348名(有効回答数)

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