ケンミン8万人調査 沖縄県民はH好きだけどギャンブルが嫌い?
日本列島で、唯一亜熱帯に属する沖縄県。かつては琉球王朝として独立していた歴史も。
日本列島で、唯一亜熱帯に属する沖縄県。かつては琉球王朝として独立していた歴史もあり、本土とはひと味違う、食文化や風習なども残る。
南国の太陽とそうした文化や食べ物を求めて、全国から数多くの観光客も訪れている一方で、在日米軍の駐留負担が過度に押しつけられている問題もある。そんな沖縄県民は、どのような特徴があるのだろうか?
しらべぇ編集部が全国の男女88,321名に調査した中から、沖縄県に住む462名を抽出。カイ二乗検定をかけて有意差を判別し、4つのポイントを発見した。
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①暮らしの満足度が高い
沖縄県民は、全国でもトップクラスに「今の生活が楽しい」と感じる人の割合が高いことがわかった。全国平均より7ポイント以上、7割を超えている。
沖縄県は平均所得が全国でももっとも低いが、満足度はお金だけでは測れないことを指し示すデータだ。
②友達を大事にする「結」の精神
沖縄県では、「結」「ゆいまーる」と呼ばれる互助的な共同体が今でも残っている。「結」は農業などのために全国にあったが、わずかとはいえ名残りがあるのは、沖縄が特徴的だ。
そうした文化ゆえか、「友達と深く付き合う」と答えた沖縄県民の割合は、全国平均より6ポイント以上高い。
③沖縄県民はH好き?
沖縄県は、出生率が全国でも格段に高い。2015年の合計特殊出生率は全国平均1.46(1人の女性が生涯に1.46人の子供を産む)に対して、沖縄県では1.94。
これは、暮らしの満足度によるところもあるだろうが、「H自体が好き」という可能性も。事実、「好き」と答えた沖縄県民の割合は、全国平均より5ポイント近く高いのだ。
④ギャンブルが嫌いな傾向も
沖縄県と長野県には、公営ギャンブルの競技場が存在しない。中央競馬の馬券が買える「ウインズ」も沖縄にはない。そうした影響か、ギャンブルが好きな人の割合は、全国平均より7ポイント近く低い結果となった。
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(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
対象:全国15歳~90代男女88,321名うち沖縄県居住者462名(有効回答数)