懐かしの「メガドライブ」に新製品 28年ぶり、22種のゲームをその場で

(画像はドゥモア提供画像のスクリーンショット)
(画像はドゥモア提供画像のスクリーンショット)

セガの家庭用ゲーム機「メガドライブ」の新製品となる「メガドライブ リミテッドエディション」が発表された。

ブラジルのセガ正規代理店・Tectoy社が製造・販売を手がけるもので、日本でも株式会社ドゥモアが並行輸入し来年6月に出荷を開始するとしている。

専用ゲームカートリッジ(ロムカセット)で遊べるほかSDカードスロットを備え、手持ちのROMも使用可能。「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」や「コラムス」など往年の人気ゲームを含む22種類のゲームがプリインストールされ、すぐに遊べる仕様にもなっている。


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■「メガドライブ」とは

「メガドライブ」が世に出たのは1988年。任天堂の「ファミリーコンピュータ」(ファミコン)が家庭用ゲーム機として、隆盛を極めていたころだ。

通信機能などはなく、メガドライブ用ゲームソフトが書き込まれたカートリッジ(ロムカセット)を差し込んでプレイすることになる。セガの得意分野・アーケードゲームが家庭で楽しめることなどから、ファミコンとは違ったユーザー層に人気があったようだ。

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■ブラジルでは現役

そんな大昔のゲーム機「メガドライブ」も、ブラジルでは現役をキープしてきた。Tectoy社が行うライセンス生産では、同国が精密機器にかけている「輸入税」の対象外となり価格が安い。家庭用ゲーム機として、販売当初から人気があった。

セガがゲームにおけるハードウエア事業から撤退後も、同社はライセンス生産やゲームソフトの移植を続けるなどしており、市場は継続。携帯型メガドライブ互換機など、さまざまなハードウエアを通じて長く親しまれているようだ。

なお「メガドライブ」のゲームは16ビットの「ドット絵」での展開。写真と見間違えるほどの3Dグラフィックを採用したゲームがしのぎを削る時代にはかえって、当時「メガドライブ」で遊んでいた世代のみならず若い世代にも「ドット絵」の独特な世界観が、「新しい」と好意的に受け入れられる可能性もありそうだ。

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(文/しらべぇ編集部・上泉純

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Sirabee編集部

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