カレーメシにメープルシュガー?渋谷駅に謎のカレーカフェが出現
お湯を入れるだけで美味しいカレーが食べられる「カレーメシ」。インパクトの強い謎のCMで覚えている人も少なくないだろう。
そんな「カレーメシ」がおしゃれになって渋谷に登場したという。しらべぇ取材班は早速渋谷駅に向かった。
画像をもっと見る
■なにこのおしゃれカフェ!?
「カレーメシ」ショップが誕生したのは、渋谷駅山手線内回り(品川・東京方面)ホーム、4号車付近。もともとは「ラ王」のショップがあったところだ。
外観は木目調。「ラ王」のときは赤かったし、「カレーメシ」だから一面黄色なんじゃ? なんて想像は吹っ飛ぶ。
入り口には黒板が。間違えてカフェに来てしまったような気分だ。
ここで気になるのが、『DRIP CURRYMESHI』の文字。DRIP? お湯を入れるだけじゃ…と疑問が浮かぶ。
その下の『The Third Wave Curry』も意味深だ。サードウェーブといえば、煎りたての豆をお客さんの目の前でドリップして淹れるコーヒーが有名。ということは…!
■目の前でドリップ!
メニューはシンプル。3種のカレーメシから1つを選び、『DRIP』するものを5種類から選ぶのだ。
唐辛子、ガーリック、かつお節はまだわかるのだが…コーヒーにジャスミン茶!? 味の想像が全くつかない。
記者はビーフにジャスミン茶、チキンにメープルを選択。もちろん、目の前で1人前づつドリップしてくれるのだ。
ジャスミン茶のいい香りが広がる。メープルシュガーも、お湯を注ぐと独特の甘い匂いが立つ。ドリップする姿は、バリスタそのもの。ちなみにここまで、カレー臭は皆無!
蓋をしてもらい、5分間待つ。容器も可愛くてテンションが上がる。カフェでスープ頼みました、と言ってもバレなそう。
店内には1分計が設置してあり、店員さんが商品を渡す時に「7のところまで待ってくださいね」など教えてくれるので、食べごろを逃す心配もない。
電車や行き交う人を見つめながら、5分待ったら…蓋を開けて混ぜる!
ここでしっかり混ぜることが、おいしく食べる秘訣だそう。
■いざ実食!
ぐるぐると混ぜて、ビーフ×ジャスミン茶の完成。この状態になると、見た目も匂いも普通のビーフカレーだ。
ひと口食べると…ジャスミン茶の香りが鼻を抜けて、さっぱりしていて食べやすい。後味もふんわりジャスミン。これは美味しい!
爽やかなぶん、いくらでも食べられそう。
そして、もう1品。
同様にしっかりと混ぜたチキン×メープルシュガーがこちら。カレーに負けないメープルの匂いが。
チキンがカレーメシの中で最も辛いだけあって、食べるとかなりスパイシーなのだが…甘さが追いかけてくる。でも後味は辛い! かなり不思議な味だ。
辛いけど甘くて辛くて…これは実際に食べるべき。あれ? あれ? と思いながらどんどんスプーンが進んでしまうはず。
店内は10人も入ったらぎゅうぎゅうだが、立ち食いということもあって回転は速い。店内も綺麗なので女性でも気兼ねなく使えそう。ぜひふらっと立ち寄ってみてほしい!
・合わせて読みたい→薄幸な美女たちが作る?! 新橋「未亡人カレー」が激ウマ
(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ)
・合わせて読みたい→SHIRO、「復刻してほしい香り」で圧倒的支持を得たフレグランス発売