「変わり種グルメの街」名古屋に出汁が薫る正統派ラーメンを発見

名古屋の熱いラーメン店を紹介!

名古屋のラーメンが熱い。「台湾ラーメン」で知られる名店『味仙』は、東京・神田にも進出。

名古屋発祥の「台湾まぜそば」をメニューに取り入れるラーメン店は全国でも見られ、先割れスプーンのような「ラーメンフォーク」で食べるスガキヤラーメンも、人気のご当地グルメだ。


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■シンプルながら奥深い一店

こくや

そんな独自のラーメン文化を誇る名古屋において、独特な個性が光るのが、名古屋市の中心部、栄にある「中華そば こくや原田屋」だ。

看板はあるものの、バーのような洗練された雰囲気は、いわゆるラーメン屋っぽくない。箸や箸入れなどにも、こだわりが見える。

こくや

塩・醤油・味噌味など、味のバリエーションは豊富だが、今回は「もち豚の脂中華そば・醤油」をチョイス。

メニュー

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■見た目も美しい正統派

ラーメン

醤油の色みが濃いスープの上に、もち豚の脂がてらてらと光る。魚介・動物・野菜などのうま味に加えて、椎茸のような風味も感じられる、重層的な味わいだ。

麺はやや透明感のある黄色いちぢれ麺で、ぷっつりと歯ごたえが心地よいタイプ。スープや脂ともよくからむ。

ラーメン

柔らかく煮込まれたもち豚のチャーシューは、表面が炙ってあって香ばしい。麺・スープ・具材とも、「丁寧な仕事を突き詰めた正統派ラーメンの進化系」といった印象だ。

チャーシュー

繁華街・栄の中心で、東京のニューウェーブ系ラーメンにもひけを取らないこだわりが詰まった1杯。

あんかけスパゲッティや台湾ラーメンなど、名古屋メシ的な麺料理を楽しむのもいいが、正統派ラーメンもおすすめだ。

【中華そば こくや原田屋】
住所:名古屋市中区栄3-2-115

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(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト

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