国民総「寝不足」時代!それでも夜ふかしを辞められない日本人
しらべぇが全国の20~60代男女1,365名を対象に調査を実施した結果によると、「日中に眠くなることはない」と回答したのは全体の14.6%。
国民のほとんどは寝不足に悩まされている。
秋の夜長、少し肌寒さを感じる時期。つい夜ふかしをしては、あたたかい蒲団から出たくない朝も多くなる。
そこで、しらべぇ編集部では、日ごろの睡眠に関する実態調査を実施した。
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■日付が変わるまえに寝ているか?
まず、日本人は何時に寝ているのか。
同じ調査対象で「24時までに寝ていることが多い」かを尋ねたところ、日付が変わるまえに床についていると回答したのは全体の37.9%。夜型生活者が多くを占める。
性別・年代別では、男性は年齢が高いほど24時までに寝る割合が高くなっている。女性は20~30代と40代以降で差がある。
■7時間では足りない…
つぎに、日ごろどれくらいの睡眠時間をとっているのか。「平均睡眠時間は7時間以上だ」と回答したのは、全体の32.6%。
しかし、7時間以上寝ている人のなかで、日中眠くなることがあると回答したのは、78%。7時間睡眠では睡眠不足がしっかり解消されないと判明した。
また、年代別に集計したところ、40代、50代の仕事や家事に忙しい世代で睡眠時間が短くなる傾向にあり、就寝時間の調査と組み合わせると、女性は朝早く起きて家事をしていることがわかる。
■睡眠不足解消には?
国民総寝不足の原因は、夜型生活であり、ゆえに睡眠の量も少ない。しかし、今の日本は夜型にシフトしている。自分だけ朝型生活を始めるにはとても難しいのも事実だ。
量がダメならば、質でカバーしたい。寝不足を感じている人は、快適な寝室環境を整えてみるのもいいだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・小河 貴洋)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20代~60代の男女1351名(有効回答数)