落ちた食べ物の「3秒ルール」が否定されるも…信じている世代は

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Seiya Kawamoto/DigitalVision/Thinkstock

地面に食べ物が落ちたとしても、3秒以内なら悪い菌に感染しないという「3秒ルール」。3秒〜10秒と秒数に差があるものの、日本以外の国でもこのルールが使われている。

だが、米ラトガース大学の研究チームが、床に落ちた食べ物は3秒とかからず簡単に汚染されうることを証明した。

そこでしらべぇ編集部では、全国20代〜60代の男女1,365名にどのくらいの人が3秒ルールを信じているか調査した。


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■1970年代に子供時代だった世代が多い?

結果を性年代別で見てみると、40代女性はおよそ半数が「食べ物が落ちても3秒以内なら大丈夫」と思っていることが判明。

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3秒ルールの歴史をさらに調査してみると、40年以上前は落ちた食べ物は洗って食べるのが一般的だったそう。おそらく1970年代ごろから3秒ルールができたのでは、という意見も上がっている。

1970年代頃に子供時代を過ごしていた世代は40〜50代なので、本調査結果との一致に納得できる。

ちなみにこのルールは、バスケットボールのヴァイオレイションという反則のルールとしてある「3秒ルール」「5秒ルール」などの時間制限から始まったのでは、という見解もある。

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■現代の子育てでは3秒ルールを使うのか?

子供の頃に3秒ルールを教わったという人もいるだろうが、現代の子育てにおいてこのルールを使うことに対し、Twitter上ではどのような意見があるのだろうか。

https://twitter.com/marshmallow0147/status/781532941771952128

夫婦で意見が割れることもありそうだ。現在では、3秒ルールは使わないのが一般的なのかもしれない。

あまりにも無菌すぎると抵抗力が落ちるので、この意見は一理あるか。


多くの科学者たちが3秒ルールを研究をしており諸説あるが、「食べ物を粗末にしてはいけない」「落ちたものは汚い」という両方の心理の狭間から、時間を決めることで納得ができるものと考えられるのかもしれない。

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(取材・文/しらべぇ編集部・ニートgoma
qzoo-200x94【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20代~60代の男女1365名(有効回答数)

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Sirabee編集部

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