ロックバンド「SIAM SHADE」10月20日の日本武道館公演で完結へ
ツアーファイナルとなる10月20日の日本武道館。ファンが望む『NEVER END』はあるのだろうか。
1995年のメジャーデビュー以来、多くのロックファンに愛されてきたバンド・SIAM SHADEが10月20日の日本武道館公演をもって完結すると発表した。
アニメ『るろうに剣心 明治剣客浪漫譚』のエンディング曲であった1997年発売の『1/3の純情な感情』がヒット、一躍スターダムにのし上がった。
2002年の解散後、一時的な復活と休止を繰り返しながら20周年となる2015年にも活動を再開。精力的に行っていた全国ツアーのチケットはソールドアウトしていただけに、突然の発表はファンに衝撃を与えている。
■コメント発表
10月3日、公式サイトにメンバー5名からのコメントを掲載。
「メジャーデビュー20周年イヤーという激闘の軌跡。ずっと応援してくれたファンの皆に少しでも恩返し出来たらと思い、この20周年イヤーを企画して、そこで「唯一無二のROCK」「俺たちの信じたROCK」は間違っていなかった事を確信しました。
残るは大阪、仙台、そして聖地、日本武道館。この3本の公演をもって20周年イヤーを終了として、SIAM SHADE 今ここに完結したいと思います。ライブ会場で逢いましょう。」(公式サイトより)
■完結発表にファンは…
完結発表直後からツイッターにはファンの複雑な感情が溢れている。
あかん。DVDみたらよけい完結するのが辛くなってきた。
切なすぎる。
でも、最後の勇姿はしっかりと目に焼き付けようと思った。
最後、絶対泣くけど、大泣きするけど、ファンでよかったって思う。
カッコよすぎるよ。SIAMSHADE。まだライブ前なのにしんみりしちゃった…
— まるちゃん(社畜) (@SSABK_maru) October 4, 2016
ショックなのはみんなと同じだけど、わたしは、あの地獄の解散からまさかの再結成!何度も復活してくれて本当に感謝しています!#siamshade
— TAKAKO (@taka26619) October 3, 2016
■復活を望む声
2016年の音楽ニュースで思い浮かぶのは、国民的アイドルグループSMAPである。しらべぇで報じているように「最後まであきらめない」ファンの声は多かった。
同様に、SIAM SHADEの完結発表を受け「6人目のメンバー」であるファンの中には「これまでのように復活をしてくれるのでは」と希望をもつ人もいるようだ。
ただ、これまでとは違い「完結」とコメントしている以上、望みは薄い。ツアーファイナルとなる10月20日の日本武道館。ファンが望む『NEVER END』はあるのだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・サバマサシ)