【速報】ハマの番長・三浦大輔が引退会見!ファンは悲しみの声
横浜DaNAベイスターズの三浦大輔が20日、今シーズン限りでの引退を発表。15時から記者会見を行い、インターネットでも生中継された。
「横浜に残ってよかった」「三浦大輔は幸せ者」「クライマックスシリーズ含め、1日でも長く現役で戦えれば」…そう話す顔に、悩みや悔いはない。
三浦投手は、25年の現役生活にピリオドをうつことになる。
■引退理由は「勝てなくなったから」
三浦投手は引退を決めた理由として、「勝てなくなったから」と明言。チームメイトには昨日の試合後まで伝えていなかったという。
背番号18番は、三浦投手の功績をたたえて『横浜ナンバー』と命名される。そして当面は欠番扱い。「この人こそふさわしい」と思われる選手が現れた時、球団・三浦投手が協議した上で引き継いでいく。
長年チームの屋台骨を支えてきた選手だけに、ファンからはショックの声が続々とあがっている。
https://twitter.com/NAOCHIN_DeBAYS/status/778057247549116416
https://twitter.com/BBkdsp/status/778057080875778048
番長引退…(´・ω・`)
見始めた頃から素晴らしい活躍をしてきた選手だけに悲しい。
最近は自分が見始めた頃の憧れてた選手が引退ラッシュで悲しい— 🥂Crazy_Cat_Tamamo🥂(ドリブンズ応援隊) (@chima0602) September 20, 2016
■1998年の日本一に貢献
三浦大輔は1992年横浜大洋ホエールズに入団。1997年に10勝をあげると背番号が46から18に変更となり、エース格にのしあがった。
98年も12勝をあげ野村弘樹、斎藤隆、川村丈夫らとともに先発ローテーションを守り、チームの日本一に貢献。
佐々木主浩の活躍ばかりがクローズアップされがちだが、三浦の活躍がなければ優勝はできなかっただろう。
会見でも、「98年の優勝が一番嬉しかった」瞬間だと話した。
その後は低迷するチームのなかで孤軍奮闘。コンスタントな活躍をみせ、23年連続勝利のプロ野球タイ記録を達成した。さらに今年24年連続ヒットの世界記録をうちたて、ギネスブックにも認定されている。
また「ハマの番長」のニックネームでオフにはテレビなどに出演し、ベイスターズの顔として人気面でもチームを支えた。
■最後のホエールズ戦士
ベイスターズは1993年に横浜大洋ホエールズから改称され誕生した球団だが、当時を知る現役選手は昨年斎藤隆氏と谷繁元信兼任監督が引退したため、三浦ただ1人になっている。
当時を知るオールドファンからは「一年でも長く現役生活を続けてほしい」という声があがっていたが、残念ながら引退することになってしまった。
最後の横浜ホエールズ戦士が引退してしまうのか…
ハマの番長三浦大輔さんお疲れ様でした— sord(師匠らしい…) (@sord713) September 20, 2016
https://twitter.com/yossykart/status/778051040306278400
昨年和田一浩氏、小笠原道大現中日二軍監督、高橋由伸現巨人監督、井端弘和コーチ、谷佳知氏、平野恵一現阪神コーチなど続々と大物が引退したが、今年も三浦大輔に加えロッテのサブローも引退を表明。
さらに広島黒田博樹も昨年引退をほのめかしながら現役を続行しただけに、去就は不透明といわれる。世代交代の流れが今年も続くかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
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