ドラマはリアルタイムで観る?録画?悲しい調査結果が…
2016/09/19 20:00
テレビ界には欠かせないドラマ。「テレビ離れ」という言葉はもう一般的になったが、ドラマが放送されるたびに視聴率も注目されている。
そこでしらべぇ編集部は、「ドラマをどのように観ているか」を、全国20代〜60代の男女1,338名に調査をしてみた。
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■リアルタイムと録画がほぼ同じ数字に
テレビドラマをリアルタイムで観るという人は33.2%、録画で観るのが34.6%という結果に。両者ほぼ同じ割合である。
その一方で、「ドラマは観ない」という人も約3割おり、ドラマを観る習慣がない人も確実にいるとわかった。
テレビ番組で重要な視聴率は、CMなどのスポンサーへの影響もあるため重要になってくるのだろう。しかし、録画も同じくらいいるとなれば、対策を考えなければいけないかもしれない。
なぜなら、録画だとCMカットという機能や、それをしなくても観ている最中にCMを飛ばして観るという人が大半だと考えられるからだ。
■「その他」を選んだ理由は?
もうひとつの選択肢、「その他」を選んだ人にも話を聞いてみた。
「元々あまりテレビを観ないこともあって、結婚と同時にテレビがない生活になりました。でも今は、ネットでバラエティやテレビドラマが観られるので、本当に観たいときはネットで観ています」(20代女性)
今は、各局が独自にネット配信していることに加え、「民法公式テレビポータルTVer」という無料でテレビ番組が観られるようになった。
そのため、たくさん観る習慣のない人は、もはやテレビはいらないということなのかもしれない。
■年収1,000万円以上の人の4割は「録画」でドラマ視聴
次に年収別で見てみると、年収1,000万円以上の約4割もの人が録画でドラマを観ると回答した。年収300万円未満の人と比べると、10ポイントも高い数字に。
やはり、年収1,000万円を超える人は多忙なのだろう。忙しい時間の間を縫って、たまっていたドラマを観るのが癒しのひとときということなのだろうか。
10月からは、2016年秋ドラマが始まる。テレビを観る選択肢も多くなってきた今、自分に合った方法でドラマを楽しんでみてほしい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・山吹彩野)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年8月26日~2016年8月29日
対象:全国20代~60代の男女1,338名(有効回答数)
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