女性アスリートに美人化の傾向?年代によって認識に違いも
2016/09/17 09:30
■「ミス日本」の五輪選手も
20年も前に活躍していたバドミントンの陣内貴美子(52)や、最近だとモーグルの上村愛子(36)やシンクロナイズドスイミングの青木愛(31)などが美人として騒がれた。
リオ五輪で最も注目されたのは、新体操団体競技日本代表「フェアリージャパン」のひとり、畠山愛理選手だ。それもそのはず、彼女は2015年のミス日本で特別表彰もされているほどである。
ほかにも、バレーボールの木村沙織選手や、キュートなルックスながら100kgのバーベルを持ち上げるウェイトリフティングの八木かなえ選手など、数えればきりがない。
しらべぇ編集部では、男女1,368名を対象に「日本人女性アスリートに美人がどんどん多くなってきていると思う」か調査を実施した。
■およそ4割が美人化傾向にあることを認識
まずは全体と男女別に見てみる。全体では、およそ4割の人が多くなっていると実感を持っており、更に男女間で大きな差が見られない。
■年代別に見ると50歳以上から急上昇!
次に年代別にデータを分析してみたところ…
20代は28%と低く、年齢が高くなるにつれ増えて50代で一気に半数以上に膨れ上がる。最終的に、20代と60代以上には27.8ポイントもの大きな差がついている。
52年前の東京五輪を境目に違いが表れているような結果。どうやら50歳以上の人は美人化傾向に思い当たる節があるようだ。
■メディアの「美人アスリート特集」が原因?
「今が間違いなく美人。昔は男みたいな選手も多かったけど、今は皆女性らしさを身に着けている」(大阪府/65歳男性)
「美人多なってる! 俺は浅尾美和がドストライク!」(滋賀県/26歳男性)
「番組でそういう特集が多くなってきているから、選手たちもオシャレに気を付け始めているのかもしれない」(千葉県/32歳女性)
美人が多くなってきている傾向には、メディアが関わっているとの意見が出た。
たしかにスポーツ番組の中では、世界の美人アスリート特集なるものもある。アスリートのテレビ出演なども増えてきているので、練習だけに励むわけにもいかないのかもしれない。
競技において容姿の美しさは重要な項目ではないし、どのアスリートでも必死にがんばっている姿を見ていると、そんなことに関係なく必死に応援したくなる。
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(取材・文/しらべぇ編集部・野夢宇一貴)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年8月26日~2016年8月29日
対象:全国20代~60代の男女1368名(有効回答数)
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