結婚式は人と違うことがしたい?経験者が語る理想と現実
2016/09/17 20:00
人生の一大イベントである結婚式。友人や会社の同僚の結婚式に参列していると、「自分のときはこんなことをしたい」などとあれこれ想像したりするのではないだろうか。
そこでしらべぇでは、「結婚式を挙げるなら人と違うことがしたい」という人の割合を、現在結婚を考えているという全国20代〜60代の男女136名に調査してみた。
■4人に1人は個性的な結婚式を夢見る
すると、「結婚式を挙げるなら人と違うことを」と考えている人は約2割に。「一生に一度のこと」と考えて挙げる結婚式だからこそ、こだわりを持ちたいと思うのだろう。
結婚式は、地域性や宗教、そもそもの結婚式の形式というものがある。多様性が求められる現代では、常識の範囲内で印象深いことをして、個性を出したい人が増えているのかもしれない。
■人と違う結婚式を実現した人の感想
そこで、実際に人と違った結婚式を挙げた女性に話を聞いてみると…
「イベントスペースを借りて、自分達が理想とする結婚式を挙げようと、引き出物はもちろん、料理や会場内のデコレーションまですべてを1から考えました。
結婚式後に列席していただいたからの声では、とても満足していただいたようで本当によかったです。
でも、準備の時間や費用は、通常の結婚式会場やホテルで挙げる結婚式の1.5〜2倍はかかったと思います」(20代女性)
人と違うことをしようとすると、やはり時間も労力もかかってしまうようだ。人と違うことを考える「創造の時間」が、もしかしたらもっとも苦労するのかも。
■こだわりすぎは参列者も困惑?
では、結婚式に参加する人はこだわりすぎた式をどう思うのだろう? 確実に喜んでもらえると思いきや、じつはそうでないものもあるらしい。
「私が友達の結婚式に参加したとき、新婦のお母さんが手作りのジャムを作って最後に参列者に配ってくれて。手が込んでいていいとは思うのですが…食べ物ってちょっと怖いですよね。そのまま放置しすぎて、腐らせてしまったことがあります」(30代女性)
「結婚するふたりの馴れ初めを再現したVTRを流しているのを見たことがありますが、ちょっと寒いなと思ってしまいました。幸せなふたりを心から祝福したいとは思うのですが…結婚式のムードに入り込めないと、余計なツッコミを頭の中でしてしまいます」(20代女性)
あまりにもこだわりすぎると、参列者を置いてけぼりにしてしまうものもあるよう。また、手作りの引き出物などは、嫌がる人もいると知っておきたい。
これらの実体験の声を参考に、これから結婚式を挙げる人は素晴らしいものにしてほしい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・山吹彩野)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年8月26日~2016年8月29日
対象:全国20代~60代の結婚を考えている男女136名(有効回答数)
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