吉野家「松茸牛丼」vsすき家「アボカド牛丼」秋の新作牛丼対決

2016/09/16 06:30

吉野家「築地一号店」が築地場外市場の移転により閉店する。

そこで、松茸の初セリがあった際に販売していた「松茸牛丼」が50数年の時を超え、9月15日から期間・数量限定で復活することとなった。

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季節は食欲の秋。吉野家の「松茸牛丼」と同時期に発売されたすき家の「アボカド牛丼」による秋の新作牛丼対決をしらべぇ取材班が独自に行ってみた。


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■吉野家「松茸牛丼」を実食

発売当日、正午すぎに店舗に到着。店員さんに話を聞くと、11時30分の販売開始からすでに10杯近く注文されているそうだ。

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こちらが松茸牛丼。通常のどんぶりではなくお重での提供。牛肉の上に松茸が5切れ鎮座している。

眼前に置かれるだけでほのかに松茸の香りが鼻に届いた。

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ほどよい弾力と香りが口に広がる。中国産でも高級食材の松茸と庶民の味の代表格である牛丼だがおどろくほど違和感はない。想像以上にバランスの良い牛丼に仕上がっていた。

発売当日、Twitterでも多くの人が実食・感想を述べていたが好意的な意見が多い。

https://twitter.com/sixxduff/status/776290016498548736

松茸牛丼の販売価格は700円、お吸い物とおしんこのセットで730円と、一般的な牛丼と比べると割高に感じる。

だが、堂々とした松茸が5切れも使われている点をふまえればコスパもかなりよいだろう。

発売期間は9月21日までの1週間、全国で25万食限定となっているので、急いで吉野家に向かうことをおススメする。

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■すき家「アボカド牛丼」を実食

9月7日より期間限定で販売されている、すき家の「アボカド牛丼」。女性に人気の高く、森のバターといわれるアボカドをふんだんに使った意欲作だ。

アボカドと牛丼…どのような味になるのだろう。

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販売価格は並盛490円(写真は並盛/ごはん大盛は520円)。牛丼の上に厚切りのアボカドが6切れ、コールスローサラダが乗っている。

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ケイジャンソースを絡めたアボカドと牛丼の組み合わせは独特のおいしさ。そこに酸味のあるコールスローを合わせるとさらに複雑な味への変化を楽しめる。

柔らかい牛肉、とろけるアボカド、シャキシャキのコールスローとそれぞれの食感が異なるため飽きずに完食できた。

Twitterでは好みのわかれる味付けからさまざまなツイートがあった。好意的な意見をまとめてみた。

https://twitter.com/mousouumeda6/status/775969132734885888

かなり個性が強く、食べる人を選ぶ味であることは間違いない。しかし、挑戦的な姿勢は評価すべき。

こちらも期間限定の販売。品切れになることも多いので、見つけた際には一度は注文してもらいたい。


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■松茸牛丼とアボカド牛丼を食べ終えて

安定したおいしさと高いコスパが魅力的な吉野家の松茸牛丼。個性的な組み合わせと味付けでチャレンジ精神を感じるすき家のアボカド牛丼。

単純な味を比較すれば吉野家の松茸牛丼は万人向けであり、軍配が上がるかもしれない。

しかし、食の好みは千差万別。自分の舌でどちらの牛丼が好みか確かめてみよう。

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(取材・文/しらべぇ編集部・サバマサシ

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サバマサシ

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