元SKE48柴田阿弥のキャスター転身を分析 神セブン超えの可能性も?
人気メンバーの低迷が続く中、今後どのような活躍を見せてくれるのか、見守りたい。
2016/09/16 07:00
SKE48の卒業生である柴田阿弥が、芸能事務所「セントフォース」に所属したことが先週8日に判明し、アイドルファンの間で話題となっている。
この事務所は美人女性アナウンサーを多く抱えることで有名で、皆藤愛子や小林麻耶、「黒すぎる女子アナ」として人気急上昇中の岡副麻希などが所属。人気アイドルがなぜ、第二の人生としてアナウンサーの道を選んだのだろうか。
■握手券で本店選抜入りも、支店では……
2010年に4期生としてSKE48に加入した柴田。AKE48選抜総選挙は2年連続で選抜入りを果たすも、SKE48では優遇されているとは言い難い状況だった。
メンバーに対するライバル心が強すぎるせいか単独行動が目立ち「ぼっちキャラ」とイジられたり、SNSで度々際どい写真を投稿し「釣り師」と呼ばれるなど、なにかとアクの強いメンバーとされていた。
そんな彼女が知的で控え目なイメージのアナウンサー。ある意味、予想外の選択肢と言えよう。柴田は「本当に0からのスタートですが、何でも全力でやっていきます。多くの方に新しい柴田阿弥を見せられるように頑張ります」と語っている。
■神セブンでも低迷している現状
一時代を築いた48グループだが、かつて神セブンと呼ばれたメンバーもそのほとんどが卒業。女優、モデル、ソロアーティストなど、多方面に進んでいるが、正直なところ大活躍とは言い難いのが現実だ。
たとえば、「麻里子さま」としてグループ内で独自のポジションを築いた篠田麻里子は、プロデュースしたブランドが早々に潰れ、話題になるのはそのイマイチな演技力ばかり。
最近では進歩も確認されているが、女優として成功しているとは言い難い。
「ともちん」こと板野友美も、ソロ歌手としては鳴かず飛ばず。出演したバラエティ番組でも、トーク部分が丸々カットされる悲劇が繰り広げられた。大島優子も女優として活動を続けているが、代表作に恵まれず、アイドル時と比べると露出は激減。
唯一、在籍時並の活躍を続けているのは前田敦子だけであろう。ラブシーン満載だった『毒島ゆり子のせきらら日記』(TBS系)は、好評のうちに終了した。
このように、超人気メンバーであっても卒業後に同じだけの活躍を続けることは難しい。女優やソロアーティストの世界は、想像以上に厳しいのだ。しらべぇの過去の調査でも、3人に2人が「AKB48を卒業して正解だったメンバーはいない」と答えている。
■計算高い? 柴田の選択が成功になる可能性も
そんな現状の中、あえて「アナウンサー」の道を選んだ柴田。
仕事柄、全面に出て目立つというより、脇でサポートする役回りのほうが増えてくると思われるが、この選択をファンは「(いい意味で)計算高い」と賞賛しているようだ。
柴田阿弥、さすがAKBグループで最も計算高いメンバーの一人。
— ebimetal (@babymetalink) 2016年9月8日
元SKEの柴田阿弥さんが、女子アナの事務所セント・フォースに入るみたい。
確かにAKB や乃木坂は女子アナには最適だろうな、柴田さんって計算が出来るアイドルだったから、今度に凄く期待出来ると思う。— ヤス 芸能調査員 (@Nip_naka) 2016年9月8日
48系はお金を落とさないタイプの茶の間だけど柴田阿弥ちゃんは賢いから好きだセントフォースってなんか、納得!!!!!!
— ぴっぴかちゅう (@papepipopupepo) 2016年9月9日
たしかに、彼女が所属したグループは、握手会に代表されるようにファンとのコミュニケーションが多いグループ。その握手会で名をあげた彼女の頭の回転のはやさ、したたかさなら、女子アナとしても通用する可能性も十分にあるだろう。
ファンの中には「アナウンサーとして有名になって、野球選手と結婚するのでは?」などの声もすでにチラホラ出てるが……。人気メンバーの低迷が続く中、今後どのような活躍を見せてくれるのか、見守りたい。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
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