「やる気ないなら帰れ」帰ったことある人は人生の勝ち組が多い
子供が担任から「やる気がないなら帰れ」といわれて帰ってきてしまったと悩むお母さんのツイートから、議論が生まれている。
先日、支援級の登校日で、次男は担任からやる気が無いなら帰れ、と言われて帰ってきてしまった。
やる気はなかったからと本人談。
これ、ずっと考えてる。
やる気が無いなら帰れと言われても帰ったらダメなんだよ、と本人に教えるべきなんだろうか。— fumikichi (@fumikichi2525) August 12, 2016
ツイッターでは学校などで実際に「帰れ」といわれて感じたこととして、「理不尽すぎる」「担任が悪かった」「帰ったことがある」など、さまざまなツイートを見かける。
https://twitter.com/bfe_zyunn/status/774528493992284160
「やる気が無いなら帰れ」って小学生の時に音楽の先生に切れられたことがあるけど(自分に対してではない)、子供心に「そう言ってホントに帰ったら怒るんだろ…」と理不尽に思ったなぁ。やる気が無いってのもそっちの判断だろう……
— 奈穂 (@nao_nao1024) August 23, 2016
https://twitter.com/hako02_ii/status/771036860860596225
ツイートを見るかぎり「やる気がないなら帰れ」といわれることや帰ってしまうことは、珍しくないように思える。
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■「やる気がないなら帰れ」帰ったことがある人の割合
しらべぇ編集部では、全国の20~60代男女を対象に調査を実施。「『やる気がないなら帰れ』といわれ、帰ったことがある」と回答した人は全体の14.3%。
性別年代別に集計すると男性の5人にひとりは帰った経験があり、逆に女性は1割に満たない。
いつの時代も「やる気がないなら帰れ」と叱る人がいる。しかし、実際に帰る人は年代や性別で差があるようだ。
■帰ったことがある人の特徴を調査
帰ったことがある人にはどんな特徴があるのか調査を進めたところ、職業と年収で差が現れた。
職業別では「経営者/会社役員」のなかで帰ったことある人が28%と、全体平均のほぼ倍の割合となった。
また、年収別では「1,000万以上」の3割近くが「帰ったことがある」と回答した。
帰ったことがある人には、社長が多く、年収も高い。つまり、人生の勝ち組に多いタイプである。
■「やる気がないなら帰れ」をこらえて…
逆に「やる気がない」と感じてしまう立場から、パワハラや暴言と思われてしまうとのツイートもあった。
https://twitter.com/soukyu0427/status/774883705160552448
単なる怠け者と考えるにもいかず、対応はとても難しい問題である。
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(取材・文/しらべぇ編集部・小河 貴洋)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年8月26日~2016年8月29日
対象:全国20代~60代の男女1368名(有効回答数)
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