国民食とはいうけれど…じつはラーメンが嫌いな人の割合は?
いまや日本の国民食、ラーメン。その人気は凄まじいものがあり、テレビや雑誌などがこぞって特集記事を掲載している。
そのようなこともあり現在は「ラーメンが嫌いな日本人なんてこの世に存在していない」と考えられがち。しかし、本当は嫌いと考えている人もいるのではないだろうか。
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■ラーメンが嫌い?
実態を調査すべく、しらべぇ編集部では全国の男女に「ラーメンが嫌いか」聞いてみた。
結果、「嫌い」と答えたのはわずか7.5%で、圧倒的に好きな人が多いことが判明。やはりその人気は凄まじい。
■世代別でみると…
次に嫌いと答えた人を世代別でみてみよう。
20代男性の割合が13.6%ともっとも高い。会社の飲み会などで食べたくもない「シメのラーメン」を強要され、嫌いになってしまったのだろうか。
それとも、比較的値段の高いラーメンよりも安くておいしいハンバーガーや牛丼を好み、食べなくなってしまったのか。
ちなみに20代女性は9.1%となっており、意外にも20代は男性より女性のほうがラーメンを好んでいることがわかった。
■地域別では?
さらに地域別でみてみると…
北関東がもっとも高いことがわかる。栃木の佐野ラーメンなど美味しい店はたくさんあるはずなのだが…。
また、甲信越地方も12.5%と若干高め。日本そばがおいしい地域だけに、ラーメンを毛嫌いする人が存在しているのかもしれない。
ほかの地域は軒並み低い割合で、四国はなんと0.0%。驚異的な数字だ。
■ラーメン嫌い派に話を聞いてみた
ラーメンが嫌いという人に話を聞いてみた。
「油っこいのが苦手なので、スープに油が浮いているのをみると食欲がうせますね。実際食べると胃がもたれるし、まずいとは思わないですが、好きになれないんですよねえ…
もっと辛いのがラーメンはみんな好きという前提で話が進んでいくこと。友達には『嫌い』といえますが、会社の人にはいえませんからね。ちなみに友達には『ラーメン嫌いなんて非国民』といわれましたよ。ラーメンハラスメントですよね」(30代男性)
「嫌いというか、食べません。とにかくカロリーが高すぎるので、敬遠しています。本当は好きなのですが、太りたくないので、自分に暗示をかけて嫌うようにしているんです。
太らないラーメンがあれば食べたいのですが、多分おいしくないですよね…」(20代女性)
ラーメン好きは、嫌いな人も一部にいると認識しておいたほうがいいかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年8月26日~2016年8月29日
対象:全国20代~60代の男女1368名(有効回答数)
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