エコバッグ持参強要はおかしい！寒い地域の人々が不満
最近、スーパマーケットではレジ袋を削減する流れが進んでいる。
原料となっている石油使用の抑制や使い捨てをやめ環境保護に貢献すること、店側の経費削減などの理由からエコバッグ持参を推奨。
店舗によっては有料としているところや、「エコバッグをもってくるのが当然」と手ぶらであってもレジ袋をつけようとしない店も。
環境のためとはいえ、気のきかない行為にも思えるだけに「おかしい」と感じている人が多いのではないだろうか。
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■エコバッグを推奨するスーパーはおかしい？
実態を調査すべく、しらべぇ編集部では全国の男女に「エコバッグを推奨する最近のスーパーはおかしいと思うか」聞いてみた。
結果、「おかしい」と答えた人はたった1割程度で、9割が納得していることが判明。やはり「環境保全のため」という名目に同意し、積極的に協力している人が多いようだ。
■地域別でみてみると…
「おかしい」と感じている人を地域別にみてみよう。
もっとも多かったのは甲信越地方で、僅差で東北、北海道がつづく。全体的に寒い地域の人々ほど、不満を感じている割合が高いよう。
逆に比較的温暖な東海から関西、九州民は全面的に納得している模様。
理由については不明だが、レジ袋は衣服につけると防寒効果があるといわれており、使い捨てをせずにとっておいている人がいるのかも。
■それぞれの意見を聞いてみると
肯定派、否定派それぞれの意見を聞いてみると…
＜否定派＞
「私はあんまり賛成できません。レジ袋をケチるくらいなら、自動車の使用を控えるよう指導したほうが効果が高いと思うし…。
いちいちエコバッグを用意するのも面倒だし、ちょっと外にでた帰りに買い物をしようと思ったら余計にレジ袋代を支払わなければいけないのはどうかなあ…。でもたぶんみんな賛成なんだろうと思います。自分みたいな意見は少数派じゃないのかな」
＜肯定派＞
「少しの努力で環境保護に役立つなら協力するべきでしょう。それに単純にレジ袋って使い終わったら捨てるだけですしもったいないと思います。
たまに半ギレで『袋！』と叫ぶ人を目にしますが怒ることではありませんよ」
やはり環境保護のためには、身を切ることも大切なのかもしれない。
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（取材・文／しらべぇ編集部・佐藤 俊治）
【調査概要】
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2016年7月22日～2016年7月25日
対象：全国20代～60代の男女1376名（有効回答数）
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