男子が「セカンド童貞」になるまでの過程 3つのケースを取材
「セカンド童貞」について考える。
2016/08/16 06:30
「セカンド童貞」とは、過去に女性との性交渉経験があるものの、行為を一定期間しなくなってしなった男性を意味する。映画化やドラマ化もされた『モテキ』の主人公のイメージが印象に残っている人もいるだろう。
若者の恋愛離れが深刻化してきている中、実際に「セカンド童貞」になってしまった男性たちはどのような過程を踏んでいるのだろうか?
しらべぇ編集部では、実際に「セカンド童貞」と呼ばれる男性たちに取材を試みた。
①SNSで満足してしまう
「元妻の浮気が原因で離婚をしました。離婚をしてから3年以上経つので積極的に婚活もしているんですが、なかなか彼女ができなく夜のほうもご無沙汰。
最近はインスタにハマって、休みの日にひとりで出かけては写真をのせるようになりました。いいね数も毎回300くらいついて、インスタで自己顕示欲を満たしています。
あとは、マンションも購入しました。彼女もいないのに風呂場の明かりはブルーのライトでムーディーな感じですよ。
今までの自分の恋愛を振り返ると、何か問題を抱えている人を好きになる傾向が強くて。結局、毎回浮気をされて心のどこかでトラウマになっているのかもしれません」(30代男性)
SNSが発達した影響で、ひとりで出かけても寂しくないというのは「セカンド童貞」を増やす要因のひとつなのかもしれない。
②過去の恋愛にとらわれる
「帰宅するのがほぼ毎日てっぺん超えで、平日はなかなか時間が取れなく出会いの場がないです。
休日は趣味で演劇をやっているので周りにも女性が多いんですが、婚約までしていた元彼女とはそこで出会ったので、また同じ場所で彼女をつくるのは考えられないです。ちなみに、その彼女には浮気をされて別れました。
その彼女のひとつ前に付き合っていた人とも結婚を考えていたので、久しぶりに会って告白したんですが振られましたね…。過去の恋愛にとらわれているとこもあるんだと思います。
まあ、最近ではひとりでするのに慣れてしまって、しばらく恋愛はいいかなと考えています」(30代男性)
新しい出会いを求めようとせず、過去の恋愛にとらわれてしまうのも「セカンド童貞」の特徴のようだ。
③アイドルしか愛せない
「ももいろクローバーZのファンになってから、ずっと玉井詩織ことしおりんの追っかけをやっています。
もともと仕事が忙しくて平均睡眠時間は3時間くらいなんですが、しおりんのためならどんなに睡眠時間が短くても出待ちできます。
そんな感じなので、しおりんを超える子が現れないので彼女ができません。睡眠時間が短すぎるのか、性欲も沸かなくなってきました」(20代男性)
仕事の忙しさから、恋愛に関しては現実逃避してしまうのだろうか?
情報社会となり、どんどん便利な世の中になっていっている。便利になりすぎた反面、さまざまなツールや趣味などに没頭することで恋愛をしなくても満足する人もいるよう。
そんな複雑な要因が「若者の恋愛離れ」「草食男子」「こじらせ男子」「セカンド童貞」などを作り上げて、晩婚化が進んでいるのかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニートgoma)
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)