外でいい人でも家では性悪!性格も着飾り疲弊する20代女性
家では大きな顔をしているのに、外では借りてきた猫。あまりのギャップに、家族は「同一人物なのか?」と驚くほど。「内弁慶」との言葉があるように、昔からこのような人はたくさん存在した。
しらべぇ編集部にて「外ではいい人に見られるが、家では性格が悪い」と思っている人を調査したところ、全体では19.8%と少ない割合に。内弁慶はそれほどいないのだろうか?
■20代女性は外見だけでなく性格も着飾る?
同じ質問を男女別で見ると、大きな差が。
男性よりも女性のほうが、内弁慶が多いと判明。さらに性年代別では、女心を垣間見ることでできる。
20代の女性では、4割に迫る勢いである。20代は見た目も着飾り、美しさを武器にもできる年代。外見だけでなく内面も着飾り、いい人に見られる努力をしているのであれば涙ぐましい話だ。
■20代女性「外での自分は本当の自分じゃない」
しらべぇ編集部の取材に応じた、20代の女性。外での性格は本来の自分ではないという。
「丸顔で口角が上がっているのが原因なのか、第一印象で『人が良さそう』と言われます。見た目には自信がないので、この評価を利用して中身で勝負するしかないなと思っていて。ただ私、本当は短気なんですよ。
外で我慢していい人をしているので、家でそれが爆発をする感じで。つまらないことで親に当たるなど、迷惑かけてばかり。本当の自分を知られたら、みんなから嫌われるのではと思っています」
■40代女性「等身大の自分でいると人間関係がうまくいく」
調査では40代に入ると、女性も2割を切るまでに減少。取材した40代女性も、20代の頃は自分を良く見せようと必死だったそうだ。心境の変化を、次のように語る。
「周囲の言うことをすべてに、笑顔で応じるのがいい人ではないと気づきました。『なんでも言うことを聞く人』と思われて、むちゃくちゃ言ってくる人も。それを断ったら『意外と性格が悪い』とか広められるし。
それなら最初から無理をせず、等身大の自分でいたほうが楽と思うようにしました。それからは厄介な人は近寄らなくなり、周囲の人との距離も縮まった感じがしています」
外見も内面も、自分らしさを受け入れたときに楽になるのかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年7月22日~2016年7月25日
対象:全国20代~60代の男女1,376名 (有効回答数)
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