働く目的がわからない…悶々としている人の3大特徴が判明
2016/08/03 08:00
あなたは、なんのために仕事をしているだろうか。お金を稼ぎたい、好きなことを仕事にしたい…さまざまあるだろう。
だが、一生懸命働いているのにもかかわらず、「そもそも自分が働いている目的がわからない」人がいるという。しらべぇ編集部では、全国の働く男女672名を対象に調査を実施し、その実態を調べてみることに。
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■若者で働く意味を見いだせない傾向か
すると、年代で大きな差が出ると判明した。20代の若者たちは、自分の仕事の目的がわからずに働き続けているのだという。
中高年世代と比較しても、その差は10ポイント近くにもなる。どのような意識差があるのだろうか? 編集部では、20代の男性(サービス業)に話を聞いてみた。
「働かないと生きてはいけないですよね。ただそれだけです。毎月しっかり給料が出て、不自由なく生活できて。それで満足しているというか、生きていくための仕事だと思っています。
好きなことを仕事にしたいという人がいるけど、自分が何が好きでそれをビジネスに繋げられるか。そう考えると果てしなく思えて、最初から無難な仕事で諦めているかも」
また、今の若者たちの働き方を年配層はどのように思っているのか。50代の男性(会社員)は、次のように分析する。
「お金を稼ぐことの先に自己表現があった。車もそうだし、高価な家電製品などお金を稼がないと買えなかったけど、今では比較的欲しい物は簡単に手に入る。そうした物を持っているのが、自己実現のステータスだった。
今の若い子たちは車離れだと言われるし、ミニマリストの若者が増えていることも関係しているんじゃないでしょうかね」
■パソコンが苦手な人は働く気も失せる?
さらに、特徴別の調査ではある傾向が見られた。まず、パソコン操作が得意かどうかが、仕事の意欲と大きく関係しているようなのだ。
どんな仕事をするにも、今はパソコンがなければ始まらない。最初の段階でつまずいてしまった人は、自分のやりたい仕事を諦めざるを得ない状況になってしまっているのかもしれない。
■仕事なんてつまらない? 現実逃避に走る人が顕著に…
また、スマホ課金ばかりしている人たちほど働く意味を見いだせない傾向にあるとも明らかに。
スマホアプリに没頭していると、現実逃避をしているようなところもありそうだ。仕事以外のプライベートな部分が充実していなかったり、楽しみを見いだせていない人は、仕事へのモチベーションに繋げられないのかもしれない。
今の自分の働き方に不満を抱いている人や、何か違うことを新しくやってみたい人もいるだろう。もし仕方なく仕事をしているという人がいるならば、少し違った角度で「自分にとっての仕事」を考えてみてはどうだろうか。
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(取材・文/しらべぇ編集部・chan-rie)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年6月24日~2016年6月27日
対象:全国20代~60代の働く男女672名(有効回答数)
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