離婚しないために…「婚前契約書」を作る人は一人っ子に多い?

2016/07/27 20:00

婚前契約書
BernardaSv/iStock/Thinkstock

結婚生活についての取り決めをする「婚前契約書」。2015年放送のドラマ『デート〜恋とはどんなものかしら〜』(フジテレビ系列)でも、杏が演じる主人公が「結婚とは契約」と婚前契約書の作成に勤しむ様子が描かれた。

今や海外のセレブだけではなく、実際に日本でも作られることが多くなったようだ。

そこでしらべぇでは、「結婚前に婚前契約書を作った」経験のある人がどれくらいいるのか、全国20〜60代の既婚男女751名に調査した。


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■婚前契約書を作ったのは全体の4.7%

結婚前に婚前契約書を作った人は全体の4.7%にとどまる結果となり、まだまだ一般的ではないとわかる。

婚前契約書

前述したドラマでもあったように、イメージとして「結婚は契約」と割り切る考えを持つ人や、セレブなどのお金持ちが作るイメージがあるのかもしれない。

そもそも、「婚前契約書」とは…

離婚しないために作る契約書。ふたりが思い描く結婚生活を具体化させるために作る。


離婚の原因で圧倒的に多いのが「性格の不一致」だと言われている。結婚してみて直面した相手の性格や行動に驚くことを防ぐため、お互いの結婚観や生活を話し共有することが目的だ。

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■別れられないから? 一人っ子は婚前契約書を作る人が多い

また調査の結果、一人っ子の人は婚前契約書を作ったことがある割合が2割で最多に。そうでない人に比べて、圧倒的に多いことがわかった。

婚前契約書

一人っ子は、兄弟がいる人に比べて親や親戚からの圧力が高いとも考えられる。「絶対に離婚できないから」と婚前契約書を作る傾向にあるのかもしれない。

そして、自衛隊が好きかどうかでも差が出た。「自衛隊」と聞くと、規則正しい生活が想像できる。自衛隊好きの人も、規則などに沿った生活をしたいという人が多いからなのかもしれない。


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■婚前契約の流れ

実際に婚前契約書を作成しようと思ったら、流れは次のようになる。

①話し合う項目を決める
②話し合い
③契約書の作成
④署名捺印


契約書も、覚書程度のものから役場に提出する正式なものまでさまざまあるが、ふたりの不安を取り除ける効力があるものを選んで作成するとよい。

結婚するにあたり、働き方、育児、浮気、目標、お金、家事、親や友人との交流、介護、趣味など、直面する壁はさまざまある。

それらについてしっかりと話し合いお互いの理解を深めるために、婚前契約書を作ってみてもいいかもしれない。

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(取材・文/しらべぇ編集部・山吹彩野

qzoo-200x94【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年6月24日~2016年6月27日
対象:全国20代~60代の既婚者の男女751名(有効回答数)

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Sirabee編集部

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