暑い日に熱いものを食べて夏バテを解消?その理論に驚く
梅雨はまだ明けていないはずなのに猛烈に暑い日が続いており、うんざりしている人も多いのでは。7月上旬でこれだけ暑いと、「8月はどうなるのだろう」と恐ろしくなってくる。
そんな日はクーラーのガンガンきいた部屋でアイスクリームを食べて、キンキンに冷えたビールを飲んで…。こんな風に、冷たいものを食べたくなるだろう。
だが一部には、暑い日だからこそ熱いものを食べ、汗をかいて夏バテを吹き飛ばすという人も。そんな人は、どれくらいいるのだろうか。
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■暑い日に熱いものを食べる?
しらべぇ編集部では実態を調べるべく、全国の男女に「暑い日に熱いものをあえて食べるか」聞いてみた。
結果、「食べる」と答えた人は1割程度。やはり暑い夏は冷たいものを食べる人が多いようだ。
■30代男性は熱いものを好む
次に「暑い日にあえて熱いものを食べる」と答えた人を性世代別にみてみよう。
総じて食べる割合が1割程度にとどまっており、やはり低い水準に。しかし30代男性だけは2割が「食べる」と回答。逆に女性は8%しかおらず、男女で考えの違いがはっきりとでている。
30代同士の夫婦は苦労しているのかもしれない。
■暑い日に熱いものを食べる人に聞いてみた
暑い日にあえて熱いものを食べるというAさんに話を聞いてみた。
「基本的に夏でも主食は冷やし中華ではなくラーメン、ざるそばではなく天ぷらそばなど、あえて温かいものを食べています。そうすると、自分の身体のなかがふつふつと熱くなり、発汗とともに気持ちもカッカッと燃えたぎるものがわいて。日々の活力が生まれてきます。
じつは私も、前は冷たいものばかり食べていました。ただ、あるとき夏バテして激ヤセしてしまったんです。それで、あえて熱いものを食べたらどうだろうと考えて。実践してみたところ調子がよくなり、夏を乗りきることができるようになりました。
人におすすめしたいとは思いませんが、試す価値はあると思いますよ」
試すか否かは個人の判断だが、夏バテ解消法のひとつの手段にはなるようだ。
・合わせて読みたい→ 「暑い夏こそふんどしを履きなさい」日本ふんどし協会会長に聞く「ふんどし入門」
(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年6月24日~2016年6月27日
対象:全国20代~60代の男女1,358名(有効回答数)
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