震災被害の大分県が東京で「おいしすぎる復興イベント」を開催

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※画像は「Googleマップ」のスクリーンショット

「大分県」と聞いてなにを思い浮かべるだろうか? 温泉のほか特産品を回答できる人は少ないだろう。九州地方東部にあるこの県を、今年4月に熊本地震が襲った。

建物損壊やライフライン切断など、一部の地域で甚大な被害をもたらした災害だが、復興支援のため多くの著名人が立ち上がっている。


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■有名漫画家も応援

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同県出身の漫画家・諫山 創(はじめ)氏は、震災直後に自身のブログに『進撃の巨人』の登場人物と、熊本と大分両県のご当地キャラ「くまモン」と「めじろん」が苦難に立ち向かう姿をアップ。

その原画をもとにプリントされたTシャツは1枚3千円で2千枚が制作され、収益が義援金として被災地に送られている。

また、大分と縁の深いという『魁!! 男塾』の作者 宮下あきら氏は、オリジナルイラストを同市に提供。観光施設等に設置されている。

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写真は大分市HPのスクリーンショット

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■復興キャンペーンが行なわれた

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復興に向けて1歩ずつ歩む大分県だが、豊かな観光資源や特産品をキャンペーンする一環として『Thank ゆ』フェアin有楽町を15日に開催。ご当地ゆるキャラたちや、美しい観光キャンペーンレディが賑わせた。

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地酒コーナーでは女性を中心に人気のある中野酒造「ちえびじん」などが1カップワンコイン(100円)で販売。

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甘みがホワっと香り、口当たりが柔らかい。全国的にファンが多いのも納得である。ほかにも大分産の大葉を使った、大葉ウインナーも美味であった。

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■チョイ足し調味料が激アツ

中でも、イチオシは調味料である。宇佐市院内町の櫛野農園で作られている「櫛野柚子ごしょう」は、果汁がギッシリと詰まっており、開封した瞬間に上品に香る。

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濃さが感じられ、こちらを舌先でなめたあと「ちえびじん」を口にふくむと抜群のハーモニー。

佐伯湾にもぐる新鮮な魚を焼き、身をほぐしてすり鉢ですったあとゴマを加えてみりんなどで味付けしたダシ「ごまだし」も旨みたっぷりで捨てがたい。

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記者はサラダにチョイ足ししていただいたが、ゴマがジューシーであとから魚の旨みがやってくる。

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美酒も魚も、土地の野菜もギッシリつまった大分県。

この夏も三隈川(みくまがわ)に浮かぶ屋形船のあいだをぬって行なわれる「鵜飼い」など、季節の風物詩が目白押しだ。気になる人は、ぜひ行ってみては?

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(文/しらべぇ編集部・大木亜希子

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Sirabee編集部

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