「史上最強の横綱」といえば誰?選ばれたのはあの力士

写真は日本相撲協会公式サイトのスクシーンショット
写真は日本相撲協会公式サイトのスクリーンショット

10日から大相撲名古屋場所が開幕。見どころは、稀勢の里の綱取りだろう。日本人横綱は3代目若乃花(現花田虎上)以来いないだけに、否が応でも期待が高まるところ。

横綱審議委員会は5月に昇進の条件として「14勝以上の優勝」を挙げており、13勝での優勝や14勝のみという成績では昇進することが難しい情勢だ。

最大のライバル白鵬は通算1000勝にあと13と迫っており、気迫十分。非常に高いハードルを乗り越える必要がある。


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■歴代横綱で最強力士は誰か

現在は白鵬が圧倒的な強さをみせている角界だが、時代時代で最強の横綱が存在していた。それぞれの世代の相撲ファンが集まれば、「最強の横綱は誰か」という話題になるだろう。

そこでしらべぇ編集部では独自にピックアップした9人の力士のうち誰が史上最強の横綱だと思うか聞いてみた。

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結果、史上最強の横綱に選ばれたのは第58代横綱千代の富士で3割。つづいて、1960年代に無類の強さをみせた「昭和の大横綱」大鵬が2割に。

以下、現役最強白鵬、モンゴル初の横綱朝青龍、貴乃花、輪島、若乃花、武蔵丸、曙とつづく。「平成の大横綱」といわれ、1990年代に圧倒的な強さをみせた貴乃花を推す割合が5%にとどまったのは、意外にも思える。

どうやら日本国民は筋骨隆々の身体と端正なマスクで相手をなぎ倒し、通算1045勝をあげた千代の富士を最強の横綱と考えているようだ。

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■60代は圧倒的に大鵬

トータルでは千代の富士に軍配が上がったが、大鵬を推す声も根強かった。千代の富士が30、40代から絶大な支持を受けているのに対し、60代は大鵬を推す声が多く、その割合は圧倒的だ。

大鵬はその強さから「巨人、大鵬、卵焼き」と称されたほどの昭和の英雄。やはりシニア層にはそのイメージが鮮烈なようだ。一方で20代は2割が白鵬と回答した。やはり、その世代を共有した横綱に肩入れする傾向があるのだろう。

稀勢の里は、そうそうたる先輩たちと同じ立場に駆けあがることができるだろうか。

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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年6月24日~2016年6月27日
対象:全国20代~60代の男女1359名(有効回答数)

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佐藤 俊治

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