夏の風物詩・アートアクアリウム開幕 水と光、金魚に魅了される
7月8日より東京・日本橋三井ホールにて「アートアクアリウム 2016 〜江戸・金魚の涼〜&ナイトアクアリウム」が始まった(大阪、金沢でも開催)。
毎年恒例のアートアクアリウムも今年で10周年。記念祭と称し、「超・花魁」などの新作も登場している。
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■8,000匹の金魚に魅了される
会場に入ってすぐあるのが、こちらの水槽。円柱形の容器の中で金魚が優雅に泳いでいる。
江戸切子の器を用いたものも。ガラスの色と金魚の色が合わさり、キラキラと美しい。
天井には江戸切子のグラスを大量に使ったシャンデリアも。
こちらのモチーフは蓮の花。ライトアップの色が徐々に変わっていき、どれだけ見ていても飽きない。
まるで金魚の1匹1匹が絵のようだ。
凹凸のついた入れ物から覗くと、万華鏡のような世界。
中には、映画『ファインディング・ドリー』に出てくるニモ(カクレクマノミ)やドリー(ナンヨウハギ)が泳いでいる。そこまで大きい水槽ではないのだが、かなり人気の場所に。
そして今回の目玉、「超・花魁」がこちら。
サイズもライトアップも比べものにならない。ここだけで3,000匹が舞泳いでいるのだから驚きだ。このすごさはぜひ会場で実感してほしい。他の場所は間近で見ているのだが、これだけは皆、ちょっと離れて全体をゆっくりと眺めているのが特徴的だった。
19時以降は、ナイトアクアリウムとしてドリンクを飲みながら鑑賞可能。日によってはDJイベントも行われる。
会場内には「獺祭バー」も(19時オープン)。美味しい日本酒を飲みながら、この幻想的な世界に浸る…夏の夜にぴったりだ。
■お土産&カフェも「金魚」だらけ
会場外には、金魚や和モチーフのグッズがずらり。
このほかにも金魚の大きなぬいぐるみやアクセサリー、写真集など様々な種類がそろっている。
そして見逃せないのが「金魚カフェ」。
金魚のデザインカプチーノは10種類の絵柄から選ぶことができる。こちらは、らんちゅうの絵柄だ。そしてロールケーキは、大阪で有名な堂島ロールのもの。クリームの中を2匹の金魚のゼリーが泳いでいる。
このほかにも金魚の泳ぐソーダや、2週ごとに種類の変わる数量限定のパフェも。どれもかわいくておいしそうで、目移りしてしまう。
年を重ねるごとに人気が上がっている、このアートアクアリウム。数時間待ちになることもあるとか。暑い夏だからこそ、涼を求めに足を運んでみては。
【アートアクアリウム 2016〜江戸・金魚の涼〜&ナイトアクアリウム】
期間:7月8日(金)~9月25日(日)
会場:日本橋三井ホール
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ)
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