アメリカとヨーロッパではイギリス人に対するイメージが大きく異なっている
どの国にもステレオタイプなイメージというものがある。日本人だったら一昔前まではメガネ、カメラ、スーツだったけど、今だったらマンガやアニメの国といったところだろう。
では、最近になってEU離脱で揺れているイギリスにはどんなステレオタイプがあるだろうか? ヨーロッパとアメリカ、2つの地域で全くイメージが異なるのが面白い。
■左は幻想、右は実態??
イラストの左は「アメリカ人から見たイギリス人像」で、右は「ヨーロッパの人々から見たイギリス人像」。左はいかにも英国紳士といった風貌.
だが、右の男性は日焼けしていて半裸でふとっちょ、地元のサッカーチームをこよなく愛し、イングリッシュパブで泥酔しては時折他の客と諍いを起こすといった様子である。
どうしてここまで印象が違うのか?コメント欄に寄せられた多くの人々の意見を見てみよう。
■外国人のコメント
外国人①「週末イギリス人の面倒を見なきゃいけないのはイギリス人じゃなくてヨーロピアンなんだよな」
外国人②「休みになると日光を求めてイギリスを離れるくせに、イングリッシュパブでイギリス料理しか食べないし、英語しか喋らないし英国人としか出会わない」
外国人③「イギリス人だけど、これは事実」
外国人④「それ、イギリス人の部分をドイツ人に入れ替えても90%の国民が当てはまると思う」
外国人⑤「今はスペインに住んでるイギリス人だけど、たまにやってくるイギリスの観光客の態度は恥ずかしいよ」
外国人⑥「アメリカ人だけど、イギリス人のイメージはミスタービーンだから」
外国人⑦「イギリス人が自国のジメジメして薄暗い気候を好まないのはわかった」
外国人⑧「みんなマンチェスター・ユナイテッドのファンってイメージしかない」
外国人⑨「イギリス人もヨーロッパ人じゃないの?」
外国人⑩「お前それイギリス人に向かって同じこと言えんの?」
■印象の違い
我々日本人としてはアメリカ人同様、左の「英国紳士」のイメージが先行しがちだけど、普段から顔を突き合わせているヨーロッパ圏の人々の印象は割と違ってるみたいだね。
やっぱり、近くにいるからこそ見えてしまう(=距離があるからこそ幻想を抱き続けられる)ものってあるよね。
参考リンク:reddit
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(翻訳・文/しらべぇ編集部・びやじま)
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