起きたらサイババ?梅雨どきの「くせ毛」は爆発にも打つ手なし

南西諸島に続き、奄美地方でも明けた「梅雨」。本州以北ではもう少しかかりそうだ。 あまりの湿気に不快指数がどんどん上がり、恨めしい季節である。


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■ヘアスタイルに多大な影響

くせ毛
©ぱくたそ

とりわけ、くせ毛の人はつらい。ヘアスタイルが決まらなくなる。

湿気さえなければブローなどでカバーできるくせ毛も、梅雨時には言うことを聞かなくなりがちだ。

くせ毛の断面は根元から毛先までが同心円状にならず均一でないことから、1本の毛髪でも場所によって大気中の湿気を均等に吸収できず、膨張度合いに差が出てしまう。雨の日のくせ毛が普段よりもうねりやすくなる原因のひとつだ。

こうなってくると、鏡を見るのも憂うつである。寝起きには、サイババばりのモサモサヘアーに大爆発した自身のヘアスタイルに、「いっそのこと坊主にしてカツラをかぶって暮らしたろか!」と毒づいたことも再三であろうと思われる。

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■有名人にもくせ毛の悩み

「3月のライオン」の作者・羽海野チカも、ツイッターで強めの剛毛かつくせ毛への悩みをつぶやいていた。ショートヘアーに憧れながらも、「北島三郎化」を危惧している。

文面から察するに羽海野チカのくせ毛は、湿気で膨張して髪が張りを増すタイプのようだ。


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■科学の力で直毛に?

https://twitter.com/yamaeri524/status/745607697240752129

ならば科学の力でストレートヘアーに生まれ変わり、梅雨を乗り切るという方法はどうだろうか。いわゆる縮毛矯正だ。

しかし縮毛矯正には難点もある。まずは費用。1万円以上かかることを覚悟したい。そして時間。くせの度合いにもよるが、美容室の開店時から閉店時までかかることも珍しくない。もちろんその間は食事をすることもできない。

なお矯正は一時しのぎに過ぎない。新たに生える毛髪は、当然のことながらくせ毛である。時とともに、根元からモリモリと盛り上がってくる。そして、「いっそのこと坊主にしてカツラをかぶって暮らしたろか!」と毒づき、振り出しに戻る。


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■「直毛派」が大多数

グラフ

なおアンケートサイト「マインドソナー」を用いた調査によると、「髪を直毛とくせ毛で選べるなら、くせ毛を選びたいと」という人の割合は約14%と少ない。ただし20代女性は割合が大きく約27%が「くせ毛派」だった。

くせ毛派が台頭する理由には昨今、ヘアスタイルの傾向がストレートよりもパーマに針が振れているところが大きいかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・上泉純

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Sirabee編集部

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