古市氏 vs 小沢氏も? 「大人のケンカ」の実態と回避策

感情をぶつけあうと、両者ともに白い目で見られるので、気をつけたい。

小沢一郎

子供のケンカに比べ、大人のケンカはハラハラさせられるもの。最近もネット党首討論で、司会で社会学者の古市憲寿氏が、小沢一郎氏に「再婚できたんですか?」とたずね、激怒させたばかりだ。

だが、小沢氏を検索すると、離婚した元夫人のネタが真っ先にヒットするのも事実。炎上がウリでもある古市氏が、求められた立場に忠実に仕事をすれば、ネットの騒ぎになっている話題をほじくるのは自然とも考えられる。

だが、小沢氏には通用しなかった。後日、手打ちになったが、その瞬間はヒヤヒヤした一幕になった。

大人同士のケンカを防ぐことはできないのだろうか? しらべぇ取材班では、ケンカ直前に回避した人たちにその工夫を聞いた。


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①他人の揚げ足をとる先輩(20代女性)

他人の不幸を喜ぶ男の先輩がいました。周囲でケンカが起きても、自分が関係なければ、嬉しそうに、竹内まりやの曲『けんかをやめて』の歌詞をネットから印刷し配布してしまうほど。後輩の私も、つねに揚げ足を取られる状態でした。


困った私は、試しにあえて無表情での対応を貫いていたら、先輩は徐々に低姿勢に。私たち日本人は元々、ムラ社会の農民ばかりなので、村八分を想起させる『無反応』に弱いのかなと思いました」

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 ②ミスの責任を押し付ける上司(30代女性)

「大きなミスほど、部下のせいにする40代の上司に困っていました。そこで上司のコメントは日付入れでメモし、メールも保存し証拠を集め、時々、ミスを押し付けられるたび、しれっ、と提示するようにしました。


私は、そのうち他の人たちに上司のおかしい性格が露呈する日が来ると信じていたんです。だから、『泣かぬなら、泣くまで待とう ホトトギス』という徳川家康の精神で、その日を楽しみにすることにしました。自分が怒るともう終わりですからね」


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③女性団体の罵倒に疲れ、BGMをかけた(30代女性)

「新人のころ、女性団体の代表会議の運営を任されました。しかし、メンバーは田島陽子さんのような自己主張の強いタイプばかり。会議はバトルになりがちで、周りが止めても飛び火です。罵倒しあう状況にげんなりして、もはや諦めの境地でBGMを流すことにしました。


選曲はSMAPの『世界に一つだけの花』です。すると、不思議な事におばさんたちは急に落ち着きました。その程度でおさまるなら、意見というよりただヒステリーをぶつけあっていただけなのかなと思いましたね」


どの人も、苦肉の策とも言える。だが、感情をぶつけあうと、両者ともに白い目で見られるので、気をつけたい。

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(取材・文/Sirabee編集部

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