コンビニアイスはどれが一番ウマい?1ヶ月かけて検証(21日目)
2016/06/22 19:30
■「安納芋」を使用 新感覚もなか
丸永製菓から発売されていいる「安納芋もなか」(税込み162円)は、ここ数年でぐっと見かけるようになった安納芋商品のひとつ。
安納芋とは、種子島を代表する品種のひとつで、焼き芋にすると「蜜が出る」とまで評される甘さがポイントだ。
現地では第二次世界大戦から食されてきたが、ブランドとして「安納芋」の名がついたのは平成10年。今や焼き芋だけでなく、多くのコンビニスイーツにも用いられている。
袋を開けると、なにやら芋っぽい茶色い物体が姿を現した。芋、というよりなんだかコッペパンのようだが、きっと焼き芋なのだろう。
かぶりついて見るとびっくり! めちゃくちゃ芋ではないか! このアイスを初めて食べる記者は、少し笑ってしまうほどであった。
まず、皮としてのもなか。本物の焼き芋皮を食べているようであり、風味、匂い、食感ともに本当に似ている。目隠しをされたら、一瞬迷ってしまう人もいるかもしれない。
中央の黄色いのは、安納芋アイス。焼き芋をそのままアイスにしたような感じで、芋の甘みが存分に発揮されている。
餡は氷砂糖をこがして作った感じで、例えるなら大学芋の味。甘く焦げたところまでうまく再現されており、食べる度に驚いてしまう……。世の中にはこんなにすごいものがあったのか。
きっと、世の若い女子は好きに違いないこのアイス。「喜ぶだろう」と思って、試しにしらべぇ編集部の女子大生に聞いてみたところ……
「あ、これ知ってますよ! 女子は好きですよね。私、芋好きな友達と『芋部』を結成しているんですけど、みんな大好きですよ!」
とのこと。流行の最先端、女子大生は何でも知っているのか……。記者含む、流行に疎いオッサンの皆さんは、たまにはコンビニアイスのコーナーを覗いてみよう。そこには新しい発見があるに違いない。
【総評】
「安納芋もなか」(丸永製菓)
味:★★☆ コスパ:★★☆ 驚き:★★★
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(取材・文/しらべえ編集部・岡本拓)
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