駅の電光表示板に「喜多方ラーメン」の表示!原因は端末の古さ?
18日、JR会津若松駅の電光表示板に、「喜多方ラーメン 15:25 郡山」と意味不明な文字が表示された。これは特急車両485系「あいづ」の引退運行を記念し、惜別のメッセージを出すよう設定したのが誤表示されたものだったという。
突然のありえない表記にびっくりしたユーザーがTwitterに投稿。「なぜラーメンが電車になったの?」「ラーメンは時間がたつとのびる、つまり延命したということでは?」などと話題になった。
■12年前のデータが原因と判明
気になるのは誤表示の原因だが調査の結果、人為的なミスなどではなく、『喜多方ラーメンフェスタ号』のデータが表示されてしまったことが原因だと判明した。
これは2004年2月に仙台―喜多方駅間を走った臨時列車のことで、当時のデータが端末に残っていて、12年の時を経て表示された模様。担当者は「なぜ、誤送信されたのかはまだわからない。確認不足でご迷惑をおかけした」と話しているそうだ。
■端末の古さを指摘する声も
それはそうと、10年前のデータを引っ張ってくるような端末を使っているとは驚きである。それだけ長期間使用すれば、端末が老朽化している可能性も高いに違いない。
ちなみに、しらべぇ編集部の調査によると、デスクワークの会社員で「職場のPCが古くて不満」と感じている人は2割から3割。
会津若松駅の電光表示板を制御する端末がどのようなものがであるかは不明だが、仮に古いものをつかっているならば、新しい端末を用意したほうがいいかもしれない。
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(取材・文/しらべえ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年1月22日~2016年1月25日
対象:全国20代~60代の男女1340名(有効回答数)
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