『報ステ』から解放された古舘伊知郎氏 バラエティ復帰で視聴者興奮
2016/06/11 08:00
今年3月31日の出演を最後に、『報道ステーション』(テレビ朝日)を降板した古舘伊知郎氏。今月10日 に『ぴったんこカン・カン』(TBS)に出演し、久々にテレビの前に姿を現した。
その姿を見た視聴者の反応は…
久しぶりに人間らしい古舘伊知郎をみた
— とみぞう (@tomyzo) June 10, 2016
あかん!やっぱ古舘おもろい!
— 橙野蜜柑@ぜくっち☆まかぽん (@TRANCE_mined) June 10, 2016
https://twitter.com/murasakiroad/status/741224794318770178
俺いま20歳だから報道ステーションで右だの左だので叩かれ続ける古舘さんしか知らないけど、でも本当はめちゃくちゃすごくて面白い人なんだ古舘伊知郎って…!#ぴったんこカンカン
— ビン太 (@highighigh999) June 10, 2016
今日のぴったんこかんかんめちゃくちゃいい話だな。
改めて、古舘がレジェンドなのと、
安住がすごい努力してるんだなぁってのが、はっきり分かる回だったな— よえふ (@yoefu02) June 10, 2016
このように、「古舘、待ってました!」という喜びの声が多く見られた。
■改めて再確認される古舘氏のポテンシャル
しらべぇ編集部では、同番組をリアルタイムで視聴していたテレビ関係者の30代男性に、古舘氏の印象を聞いてみた。
「今回、12年ぶりに古舘さんがバラエティ番組に本格復帰しましたが、彼が持っているアナウンサーとしてのポテンシャルを改めて世間に知らしめることになりましたよね。
番組の構成としては、ほぼ古舘さんと安住紳一郎アナウンサー、ゲストがひたすら掛け合いをし合うというだけの内容でしたが、それでも番組が成り立つほどトークに勢いがありました。
全編を通して、安住アナの古舘さんへのリスペクトがひしひしと感じられ、古舘伊知郎がアナウンサーとしてひとつの時代を形作った人物であったことを今の人たちに示す結果になったと思います。
やはり、古舘さんは稀代のアナウンサーであって、『報ステ』のような報道番組のアンカー(ニュースキャスター)としてのポジションが適任だったのか…と思ってしまいますね」
■富川悠太アナの『報ステ』に視聴者は満足してる?
『ぴったんこカン・カン』で大きなインパクトを残した古舘氏。彼が降板した本家『報ステ』への視聴者の反応は、どのようなものか。編集部では、古舘氏降板後に独自に調査を行なっていた。
古舘氏の後継は、テレビ朝日の富川悠太アナウンサーだが、彼に代わってよかったと思ったのは全体で約4割ほど。つまり、意外にも古舘氏の時代の『報ステ』を支持している人が半数を占めているのである。
『報ステ』に出演していた12年間、古舘氏はほとんど笑うことを封印していたといわれる。そこから解き放たれた今、改めて古舘伊知郎という人物に世間の注目が集まっている。
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(取材・文/しらべぇ編集部・chan-rie)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年5月20日~2016年5月23日
対象:全国20代~60代の『報ステ』を知っている男女1,079名(有効回答数)
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