ファンキー加藤に業界人が終了宣言「すべてが安っぽい」
2016/06/10 08:00
アーティスト・ファンキー加藤のW不倫騒動は、彼のアーティスト人生にとって大打撃を与えた。
ソロ以前に活動していたFUNKY MONKEY BABYSでも、真っ直ぐで愛のある曲をファンに届けてきた加藤だが、その曲たちをも殺すような形になっている。
今年に入り、ロックバンド・ゲスの極み乙女。の川谷絵音とベッキーの不倫騒動も世間を騒然とさせたが、今回の加藤の件はそれと比にならないほどの「ゲスさ」がある。
相手女性はお笑いコンビ・アンタッチャブル柴田英嗣の元妻で、彼女との間に新たな生命が宿っているというのだ。
■ファンキー加藤のアーティスト人生は終了か?
しらべぇ編集部では、音楽業界で働くクリエイターの30代男性に、加藤の不倫の影響について聞いてみた。
「加藤さんはファンモン時代からソロになっても一貫して、泥臭くポジティブで前向きな歌詞と世界観でやってきていますから、今回の件はダメージでしかないですよね。アーティスト生命として非常に厳しい。
ダブル不倫で子持ちの相手を妊娠させた上に離婚させてしまうという事実は、清貧で前向きという世界観とはあまりにもかけ離れてるので。
ポジティブで前向きなメッセージを全面に打ち出すタイプのアーティストは、こうしたスキャンダルがあると今まで伝えようとしてきたことすべてが安っぽく見えてきますから。一番避けなきゃいけないスキャンダルでしたね」
■ゲス川谷との決定的な違いは…
さらにこのクリエイターは、ゲス川谷の不倫との大きな違いを述べる。
「やはり、加藤さんと川谷さんの決定的な違いは、アーティストとしての世界観の違いでしょう。
川谷さんはゲスの極み乙女。というフザけたバンド名やメンバーの名前からわかるように、元々キワものテイストでも勝負してきたアーティストです。なので、ある意味不倫というアバンギャルドなスキャンダルも、アーティストとしてはマイナスになっていない。実際、スキャンダルの後もライブツアーはしっかりと集客できていますので。
しかし、加藤さんはそうはいかないでしょう。あのスキャンダルの後に 『君を信じてる』とか『君を守る』とか澄まし顔で言われても、『お前何言ってるの??』って感じですし。
その点、加藤さんはベッキーさんと似ていますね。彼女もクリーンでポジティブなイメージで仕事をしていましたから。あのスキャンダルですべてが台無しになったことは、見事にそっくりです」
加藤と川谷、アーティストとして明暗が別れた今回の不倫騒動。加藤の既存のファン離れも心配されるが、今後どのように自身の音楽を世に届けていくのか。見向きもされない状態になることは、避けたいところだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・chan-rie)
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