コンビニアイスはどれが一番ウマい？1ヶ月かけて検証（7日目）

「夏本番が来る前にコンビニアイスの中で一番おいしいものを決定する」というこの企画。6月になった時点で急に寒くなり、制御のきかない冷房の中毎日震えながらレポートしてきたが、今日は久しぶりの快晴！

ということで、いかにも夏らしい見た目の「定番アイス」を紹介しよう。

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■懐かしい気持ち満点の一本

ロッテから発売されている「グッドプライス　バニラバー」（税込み75円）。 ロッテのバニラバーといえば牛のマークの入った10本入りの「北海道バニラバー」が有名だが、これはそれよりも少し大きめのサイズの1本売りのもの。

甘さと濃さのバランスが絶妙で、非常に奥深い味だ。シンプルだけどまろやかで、どこか懐かしい味がする。真新しさはないものの、変に新しくないという意味では安心して食べることができる。

バニラは夏になるとくどく感じがちで、どうしてもあっさりかき氷系のアイスを選んでしまいがちだが、これなら大丈夫そう。老若男女に受け入れられる味だと、自信をもってオススメできる。

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かじった瞬間に、木の匂いがふわっと香る。なんとも心地よく、癒やされる匂いだ。スティックの匂いがキツいのかと思いきや、スプーンでとってみても匂いはしっかり。アイス本体にも染み付いているらしい。

気になったのでお客様相談室に連絡したところ、「シラカバ」の木を使用しているそうだ。乳牛の産地でもある、北海道の貴重な原生林を使用……ではなく中国産だったが、きっといいものに違いない。

とは言え、この安さでこのウマさ、そして香りのよさは奇跡と言っていい。あまりに定番なので今さら取り上げる人も少ないが、新しいモノ好きの人はぜひこれを機会に振り向いてみてほしい。

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（取材・文／しらべえ編集部・岡本拓）