新進気鋭!せんべろ居酒屋『晩杯屋』が破格の安さで激ウマ
2016/06/02 18:30
立ち呑み屋や激安100円居酒屋など、ふらっと安く呑めるお店は都内にたくさんある。ただ「安かろう悪かろう」ということも多く、味の面ではイマイチということも少なくない。
そんな安居酒屋の悪いイメージを大きく覆した店が、『晩杯屋(ばんぱいや)』。2009年に武蔵小山にオープンしたのを皮切りに、わずか7年で都内に14店舗と急成長中なのだ。
その安さとウマさの秘密はなんなのか。しらべぇ取材班は、実際に店舗を訪れてみた。
■超激安メニューがズラリ!
同店は一部座れる店舗もあるが、基本は立ち呑みスタイル。メニューを見て驚かされるが…本当に安すぎる! マグロ刺しは200円、かつおのたたきは180円、そして普通の店舗では500円以上はするであろうサザエの壺焼が250円で食べられるのだ。
安いだけでなく変わり種メニューも多く、何を頼もうか迷ってしまう。お酒類も200円代からで、良心的な値段だ。
■マグロを実食してみると…ウマさに驚き!
赤みの強いマグロは、お寿司屋で食べる肉厚のお刺身と引けをとらない。そして、しっかりとマグロの旨味を感じられる。
左がちくわの磯辺揚げ(130円)で右がレバフライ(130円)。でき立て熱々のちくわは旨味が凝縮され、青のりの香りでお酒も進む。
レバフライは、レバーの独特のクセと濃厚ソースの味わいが刺激的な味わい。
手作り感満載のポテトサラダも絶品だ。下地のキャベツも新鮮シャキシャキで、箸が進む。
これらのアテとお酒を呑んでも、1,000円でお釣りがくるとは…安すぎはしないだろうか。
■安さとウマさのの秘密は…
なぜこれほどまでに低価格で、新鮮なものを提供できるのか。その秘密は、「仕入れの方法」にある。同店では、アテの7割である魚介類の仕入れを工夫しているのだそうだ。
漁の結果次第で、価格は大きく変動する。高い魚介類は買いたい業者が多い一方で、安いものは仲卸業も販売に苦労するのだ。晩杯屋では、そうした価格の安い魚介類を仕入れ、日替わりメニューとして格安提供している。
仕入れる魚も新鮮で、おまけに既製品はなく店舗でできたて揚げたてを提供。これは、旨いに決まっている。6月には、渋谷・新中野・銀座にもオープン。その味を確かめに、お店を訪れてみては?
【晩杯屋 大山店】
住所:東京都板橋区大山東町58-5
営業時間:平日15:00~23:30/土日祝13:00~23:30
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(取材・文/しらべぇ編集部・松岡佑季)
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