梅雨時期のカビの対処と生えさせない方法とは!冷水がカギ

掃除
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トイレ博士・お掃除博士の佐藤満春です。

トイレやお掃除のお悩みに答えているこのコラム。
今回のお悩みは、「カビが生えやすいのでなんとかしたい」です。

カビは胞子です。少しでもあると胞子をまき散らし、条件があえばどんどん繁殖します。ですので、まずは現存するカビは必ず退治してください。

掃除機で吸おうとすると拡散するだけですので、物理的に取るか薬剤で対処しましょう。

カビが生える場所と言えばお風呂ですが、お風呂のカビの場合、一度生えてしまったカビは、次亜塩素酸ナトリウムを含む薬剤で対処するのが良いですが、風呂の素材によっては痛めてしまうのでご注意を!

カビ取り剤を塗布後、30分〜1時間放置して水で流すとカビはきれいに除去されます。それでも落ちないカビには「サランラップで湿布」すると効果が期待できます。カビは上から下に胞子を落とすので、上のカビから対処しましょう。

対処法を紹介しましたが、そもそもカビを「生えさせない」ことも大事になってきます。

皆さんはカビには発生・繁殖の条件があるのをご存知ですか?
「温度・湿度・養分」です。

発生しやすい温度は20〜30℃。特に25℃前後で発生すると言われています。お風呂上りは、冷水で必ず風呂全体を冷やしてください。お風呂上りの風呂は放っておくと、ちょうど25度くらいになってカビに最適な温度となります。

湿度と言えばカビが活発に増殖する湿度は70%以上と言えわれてます。 梅雨時はこのくらいの湿度になりやすいので注意が必要です。水分の付着をできるだけ避ける事がカビ対策として有効になりますので、余計な水分はためないよう、そして換気扇を回すなど対処も必要です。

カビの栄養分についてですが、カビは体の垢や石鹸カスも栄養分となるのでお風呂を綺麗にしておくことこそ、大事になってきます。

これから、梅雨の季節です。お風呂を清潔に、湿度に気をつけ、風呂上りは冷水で全体を冷やすこと! これである程度カビの発生は防げるかもしれませんが、まずは全てのカビを除去しないといけません。

梅雨までに、ぜひ挑戦してみてください!

 (文/どきどきキャンプ・佐藤満春

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Sirabee編集部

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