笑点の新司会者は春風亭昇太! ファンは複雑な心境か

春風亭昇太の『笑点』がどのようなものになるのか、注目される。

22日、『笑点』(日本テレビ)の生放送で歌丸の勇退と、春風亭昇太の6代目司会者就任を発表。タモリや立川志の輔などの名前があがっていたが、無難な内部昇格となった。


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■歌丸の司会者就任でメンバー入り

春風亭昇太は2006年5月の桂歌丸司会者就任に伴い、大喜利メンバー入り。師匠の5代目春風亭柳昇の弟子として新作落語などで力を発揮していたことなどが認められての抜擢となった。

メンバー入り当初は持ちネタがなく苦しんでいたが、独身や滑舌の悪さをネタにして徐々にうちとけ、現在はなくてはならない存在に。回答者として出演し続けてきたこともあって、今回の人事に関してはネットでも肯定的な意見が目立っている。

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■勇退する歌丸に万感の思い

一方、「笑点の顔」として50年間出演しつづけた桂歌丸の勇退については、やはり悲しむ声が多いよう。

しかし、放送では山田隆夫がなぞの「涙」をみせたものの、三遊亭円楽の「死亡ネタ」も飛び出し、『笑点』らしく笑いに包まれたフィナーレになった。


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■ファンは複雑な心境

もっとも、公開収録にも通う熱心なファンは、昇太の司会者就任について複雑な心境らしい。取材班が2人のファンに聞いてみると…

「歌丸さんが体力的に限界なのはわかっていましたが、やはり寂しいですね。新司会者は、できれば三遊亭円楽さんにやってほしかったですが…。昇太さんはいじられキャラなので、新しい大喜利のかたちができるかもしれませんね」(30代男性)

「現実的な人選という感じですね。タモリや立川志の輔では、大きく色が変わってしまうので、やはり『笑点ファミリー』を大事にしたんじゃないですか。なんだか普通すぎて、面白くないなと思いますが…」(30代女性)

春風亭昇太の『笑点』がどのようなものになるのか、注目される。


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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

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