人気女芸人の系統に不快感?嫌がる傾向にある人たちは…
2016/05/10 08:00
バラエティ番組を観ていると、必ずといって言いほど出演している女芸人。視聴者の中には、彼女たちに対してこのような思いを抱く人がいる。
「なんで女芸人は、太っていて下品な言葉遣いで笑いをとるのか」
しらべぇ編集部の調査でも、とくに年配層を中心に彼女たちの芸風を不快に思う人がいるのだ。
観ている子供がマネをするなどの悪影響を考える人もいれば、ただたんに不快という人も。たしかに、テレビに出演している人気女芸人の多くは、ぽっちゃりしている。下品な言葉遣いで話す人もいる。
そんな視聴者の意見もあるが、なぜ彼女たちはバラエティ番組で重宝されているのだろう? 編集部では、元芸能マネージャーだった30代女性にその理由を聞いてみた。
■元芸能マネが語る「ぽっちゃりで下品な女芸人の活躍が目立つワケ」
「太っていて下品って、女芸人のアイコンとして最高なんですよ! 森三中が究極の形だと思います。渡辺直美とかもそうですね。女芸人はセクシャリティを捨て切らないと難しい。
痩せていて容姿もキレイでってなると、どうしても『無理してる感じが出ていてかわいそう』と見えてしまう。いくら芸のクオリティが高くても、観ている側はそのせいで笑いに入り込めないんですよね」
■元芸能マネがイチオシの女芸人
この元芸能マネには、今注目している女芸人がいるという。ぽっちゃりでも下品ではない芸風のピン芸人、横澤夏子だ。
「ぽっちゃり系じゃなくて成功している女芸人といえば、オアシズとかたんぽぽとかでしょう。ただ、やっぱり容姿は…って感じでしょ?
仮に痩せていて容姿がいい人が女芸人を目指すのであれば、かわいさを逆手にとった芸風を極めないと無理です。最近では、そういった女芸人さんはいないですけどね…。
痩せてる点だけでいえば、横澤夏子さんは今キテます。3頭身なんていじられていますが、超おいしいんですよ。かわいくはないけど、女性のあるあるネタで攻めている。ウザさ全開で気持ちいいですよね」
こうした見解もあるように、女芸人とは一部の限られた人しかなれないものとも言える。それは才能とも言い換えることができるだろう。
トーク力が求められるバラエティ番組において、間髪をいれずに突っ込める存在は重要。時には笑いも必要だが、普通の女性タレントやモデルでは難しいこともある。
そう考えると、番組の空気を読みながら持ち前のセンスで笑いをとれる女芸人は、欠かすことのできない重要な存在でもあるのだ。
・合わせて読みたい→おのののかに女性が不快感!男性には理解不能な理由で…
(取材・文/しらべぇ編集部・chan-rie)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年4月22日~2016年4月25日
対象:全国20代~60代の男女1,365名 (有効回答数)
・合わせて読みたい→日に日に好感度アップ! 日テレ笹崎里菜アナを救った4人の大物芸人とは?