脅威のコスパ!ドン・キホーテの200円弁当が普通にウマい
デフレの時代が終わり、多くのチェーンの牛丼価格が300円台に戻った昨今。200円程度のお金で満足に腹を膨らませるのは、かなり難しくなっている。
そんな中、庶民には必見の情報が編集部に届いた。驚安の殿堂「ドン・キホーテ」に驚異のクオリティーの200円弁当があるというのだ。
ワンコイン500円ランチがお得とされる昨今。これは確かめない手はない。しらべぇ取材班は早速、現地へと向かった。
■セレブの街・港区白金台に200円弁当
都営地下鉄白金台駅から徒歩3分。お目当ての200円弁当はこの「プラチナドン・キホーテ白金台店」で販売されている。
平日の午前11時だが、客足が途切れることはない。セレブも激安がお好きなようだ。
ドン・キホーテは店舗ごとに取り扱う商品が異なる。店舗内で惣菜を作っている店舗は関東でも数えるほどしかなく、その中でも200円弁当は同店のオリジナルだという。
■並ぶ200円弁当
一目散に総菜コーナーに向かうと、そこにはお目当ての200円弁当(税別)が!
鮭と唐揚げ、2種類のお弁当が用意されている。とくに「驚安! 鮭のっけのり弁当」は同店総菜コーナーで一番人気。毎日70~100個ほど店頭に並べても売れ残ることはまずない。それどころか、お昼に売り切れになることもあるそう。
実際、取材中に200円弁当を複数買って帰るお客さんを何人も目にした。みるみる弁当が減っていく。
なぜ200円弁当を始めたのか担当者に尋ねてみると…
「利益は考えていません。200円弁当をきっかけにドン・キホーテの惣菜が美味しいということを、まずは知ってほしいんです」
はじめはあくまでもPRを目的として期間限定での販売を決めたそう。しかし、販売後、あまりにも好評だったことで、レギュラーメニューとしてそのまま販売し続けることを予定している。
■200円弁当を食らう
鮭と唐揚げ、それぞれのお弁当を購入。
もう一度言おう。これで200円だ。税別にしても、十分すぎる価格ではないだろうか。
鮭弁当には鮭と磯部揚げ、きんぴらごぼうが添えられ379グラム、唐揚げ弁当は唐揚げとポテトフライ、スパゲッティで391グラムとボリュームも充分だ。
もちろん200円だからといって原材料を変えているわけではない。同店の他のお弁当に使っているものと同じだ。
磯部揚げはカリッと香ばしく、鮭の塩分も丁度よい。唐揚げは5つ入っていて食べごたえがある。値段を隠して一般的なお弁当屋さんの同商品と並べたら、どちらが200円弁当か分からないかもしれない。
■実際に食べてみて…
「安物買いの銭失い」「安かろう悪かろう」…安価なものに対して、時にこのような言葉が並べられることがある。
しかし、この弁当にはそれは当てはまらない。200円なのに「普通のお弁当」が食べられるのだ。絶品とまでは言えないが、それでも200円ということを考えれば、味、ボリュームともに大満足できるだろう。
【プラチナドン・キホーテ 白金台店】
住所 東京都港区白金台 3-15-5
営業時間 24時間営業
(取材・文/しらべぇ編集部・サバマサシ)
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