【熊本地震】避難所のトイレ掃除ケアに新聞紙の活用を
2016/04/25 10:00
トイレ博士・佐藤満春です。
熊本・大分県を中心に発生した地震により被災された皆さまに、心よりお見舞いを申し上げますとともに、被災地の一日も早い復旧、復興をお祈り申し上げます。
ここからが長期戦になると思いますので、一時の熱ではなく絶えずできることを発信していこうと思います。
ボランティアの受付がはじまり、多数の方が現地に向かっていると伺いました。中には自分が被災しているにも関わらず、より被害のひどいところでボランティア要因として名乗り出ている方もいるそうです。頭が下がる思いです。少しずつ、今自分にできることから挑戦します。
震災におけるトイレ・排泄のケアについては前回のコラムでお伝えしましたが、ここで、阪神大震災を被災したトイレ診断士の仲間からのアドバイスを、ここを使って大きく発信していこうと思います。
「避難所のトイレの掃除ケアがままならない場合は、床に新聞紙をひいておこう!」
避難所にトイレケアがどの程度行き届いているかは、避難所の状況にもよると思います。
そして「新聞紙が余るほどある避難所」に限った話になりますが。トイレのケアをしてくれる人は少ない、更に新聞がたくさん余っているときは、新聞紙をトイレの床に敷くという作戦があるそうです。
汚れが付いたら、1枚、めくり、また汚れがついたら、1枚めくるという形で活用できるそうです。断水しているところでも、これならばトイレケアができます。
場所によって状況が違いますので、少しでもトイレが綺麗にケアされる状況になること、更にトイレの数がしっかり整うことを祈ります。わたしも、掃除のボランティアに行くつもりです。
それでは、またどこかのトイレでお会いしましょう。
ジャー。
*私のトイレ仲間である「トイレ診断士たちのブログ」にもトイレケア方法はのっていますのでそちらもご参考ください。
(文/どきどきキャンプ・佐藤満春)
・合わせて読みたい→熊本地震の被災地支援を排泄・トイレに対するケアから考える