熊本震災の避難所に無料wifiと充電器 ドコモの細やかな支援

企業は「法人」とも呼ばれるが、ひとつの人格と言っていい。だからこそ、災害などの際に行なう支援が「人」と同様に問われるのかもしれない。

しらべぇでも昨日お伝えしたとおり、被災地熊本に工場を持つサントリーによる素早く現場のニーズをくんだ支援は、高い評価を受けた。

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しかしこのようによく知られているものだけではなく、企業にしかできないきめ細やかな支援を取材班が訪れた避難所で見ることができた。


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■避難所となっている西原村立西原中学校

西原中学校

熊本空港にほど近い西原村にある西原中学校では、現在も車中で寝泊まりしている人を含めて200名弱ほどが避難生活を送っている。

プライバシーがないなどさまざまな問題がある避難所での暮らしだが、余震などの情報入手のためにもインターネット環境も課題のひとつだ。しかし、人が密集する場所では回線のキャパシティから電波が通じづらくなることもある。

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■体育館の入り口に無料wifiの案内が

無料wifi1

ところが、この避難所ではNTTドコモによる無料wifiが開設されている。パスワード設定が不要なため、ネットが苦手な人や高齢者でも使いやすそうだ。

無料wifi2

こうしたインフラ支援は、サービス提供企業しか行なうことができない。大きく報道されることはないかもしれないが、その重要性は、今この記事をネットで読んでいるあなたが避難所にいる状況を想像すれば共感できるだろう。


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■各社の携帯にも使える無料充電器も

無料充電器

また、避難所ではコンセントの数も限られる。こちらではおよそ20本ほどのコードがついた無料充電器も提供されていた。スマホ・ガラケーを問わずさまざまな端末に対応できるタイプだ。

無料充電器2

携帯だけでなくタブレットを充電する人もおり、「ネット環境と充電」というインフラが被災地においていかに求められているかがわかる。

無料充電器3

行政や企業、個人、海外からなど幅広い支援によって、被災者のみなさんの暮らしが一日も早く落ち着くことを祈りたい。

(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト

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タカハシマコト

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