沖縄県民は島唄より好き?イクマあきら『ダイナミック琉球』が名曲すぎる
日本一有名な沖縄をテーマにした曲といえば、やはりTHE BOOMの『島唄』を思い浮かべる人が多いだろう。
だが、島唄以外にも多くの名曲がある沖縄音楽を知っている沖縄県民からすると、若い人を中心に島唄よりも愛されている曲があるという。
沖縄の学校で開催される運動会のエイサーの曲にも使われる、イクマあきらが歌う『ダイナミック琉球』が大人気なのだそうだ。
■ダイナミック琉球の魅力
島唄の内容はやや悲しいものだとされているのに対し、ダイナミック琉球は沖縄県民の血が騒ぐような熱いメロディ。日本全国でエイサーを披露しているパフォーマンス集団「昇龍祭太鼓」も東京で披露したことがある。
歌詞も沖縄の雄大な自然をダイナミックに表現した、聴いているだけで沖縄の風景が目に浮かんでくるような情熱的なものだ。
■琉球海炎祭りでも使われる
また、ダイナミック琉球は日本一早い夏の花火大会である琉球海炎祭2016年も花火テーマ曲としても使用。
https://www.youtube.com/watch?v=2W8WiFwK48w
2014年には沖縄県の自衛隊第15音楽隊&エイサー隊もダイナミック琉球を披露し、多くの観客を沸かせていた。
7月には人気バンド「DIAMANTES」の25周年イベント『TROPICALISSIMA』に、「MONGOL800」などと一緒に出演するといえば、県内の人気が物凄いということも分かると思う。
■意外と県外では知られていない?
県内では石垣島出身の成底ゆう子さんもカバーするほどの超有名曲である『ダイナミック琉球』、意外なことに県外ではあまり知られていない。
沖縄の魅力に惹かれて東京から2002年に沖縄へ活動拠点を移したイクマあきらの歌と、小浜島出身の演出家・平田大一の作詞が見事にちゃんぷるーされた曲、沖縄旅行の際にはぜひカーステに入れておきたい超名曲だ!
(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)
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