江戸っ子が最適だと思う湯の温度は…期待を裏切る結果に発狂
日本人は他の民族に比べて、お風呂に浸かることを好む民族だと言われている。適温と感じる湯船の温度は人によって違いがあるが、どのぐらいの温度が好まれるのだろうか？
そこで編集部は、日本人が好む「湯の温度」は何度なのかを調べてみることに。
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■日本人に最適な温度は何度？
全国の男女1338名に調査をしてみたところ、38～42度がもっとも多い割合に。
夏場、冬場でも適温は多少変わるかもしれないが、半数以上は40度前後が適温と感じているようだ。温泉施設でもこの辺りの温度が多いだろう。
42度を超えると皮膚がヒリヒリする温度になってくるのだが、好んで入っている人が2割いるとわかった。ただ42度以上になると、このようなデメリットがあるとも…
・長風呂しすぎると乾燥肌を招く
・浴室との温度差がある場合に心臓に負担がかかる
熱い温度を好む人は、注意してほしい。
■関西と関東では好きな温度の差はほぼなし！
熱い風呂が好きといえば、「江戸っ子」を思い出す人もいるだろう。「きっと関西よりも関東のほうが熱いお湯が好きに違いない！」と思いきや、調査の結果…
地域別に見ると、東京と大阪ではほとんど差が見られなかったのだ！ 42度以上がいいと回答した割合を見るとその差は数％。
たった数％といえども東京のほうが多いため、「さすが江戸っ子！」と言いたいところなのだが…正直ガッカリする結果だ。
■女性のほうが熱いお湯好き
また、男女別でもお湯の温度の好みを比較してみた。「42度以上」に着目すると、男性よりも女性に熱いお湯で好きが多いと明らかに。
女性は美容のために、ぬるま湯の半身浴で1時間ぐらいお風呂に入っている人もいる。そんなイメージからなのか、「女性＝ぬるま湯好き」と言われることもあるが、イメージの決めつけはよくないとこのデータからもわかるだろう。
人間の免疫力は、体温が1度下がるだけで30％も低下すると言われており、これによりさまざまな病気を招く恐れがあるとか。
お風呂に入ることで免疫力がつくようなので、暖かくなってきた今日この頃だが、健康のためにもしっかり入浴することをオススメしたい。
（取材・文／しらべぇ編集部・ふふふふ）
【調査概要】
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2016年3月18日～2016年3月22日
対象：全国20代～60代の男女1338名（有効回答数）
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