それって気配り? 焼き鳥の「バラバラ分け」に異論
テーブルに運ばれてきた焼き鳥。いきなりバラバラにして皿へ戻す行為について考察してみました。
2016/04/10 11:00
■「バラバラ派」が約1割
しらべぇ編集部の調査によると、「焼き鳥を取り分けるとき運ばれた直後に串から外す」という人の割合は11.6%。
年齢、性別による偏りはほとんど見られない。およそ9人に1人は、運ばれるやいなや焼き鳥をバラバラにし、皿へ戻していることがわかった。取り分けて食べやすいようにという「気配り」の一環なのだろうか。
■「気配り」が収入に?
年収別では、所得が高めの層に「バラバラ」派が多い。
「500万~700万円未満」の19.4%をはじめ、「700万~1000万円未満」では14.1%に、「1000万円以上」では17.1%に、それぞれ達する。
気配りができると出世する。そういうことなのかもしれない。ちなみに「出世しているほうだ」という意識がある人も21.3%が「バラバラ」派だ。
■「バラバラ」派が多いのは?
意識別といえば、「私はモテるほうだ」「最近1ヶ月でセックスをした」というリア充傾向がある層でも、それぞれ20.5%・20.9%の割合で「バラバラ派」がいる。
「よっしゃ!次の飲み会ではバラバラにしたる!モテモテや!」
そう意気込んだ人は、ちょっと待っていただきたい。
■「反バラバラ」派への配慮を
焼き鳥は、串から外してしまうと冷めやすくなり、早くに味が落ちやすい。また取り箸を使って外すにせよ、他人が触ったものを食べることに抵抗感を持つ人もいる。
たかが焼き鳥の串一本というなかれ。ひとこと「外しましょうか?」「お好きな串をどうぞ」と声を掛けてみてはどうだろう。懇親であれ接待であれ、これもまた宴席での「気配り」でありマナーというものではないだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1,348名